男のわきが対策に効果的な石鹸・ボディソープおすすめ10選!ドラッグストアで買えるものも!
わきがの悩みを抱える人向けの、わきが対策の商品はたくさん販売されています。
口コミで人気のものや市販で安く購入できるものなど、何十種類もあるわきが対策グッズですが、わきが臭が気になったとき、まず重要なのが「洗うこと」、つまり「石鹸・ボディソープ」を選ぶことです。
しかし、いつもの石鹸やボディソープで念入りに洗っても臭いが取れないことがあります。
それは、わきが臭に効果的な石鹸・ボディソープを使用していないから・・・一般的な石鹸・ボディソープではわきがの臭いを消し去る事が出来ないのです。
わきが専用の石鹸・ボディソープとはどんなものなのか?
おすすめのわきが対策用の石鹸・ボディソープは何なのか?
今回は、わきが臭を防ぐための石鹸・ボディソープの選び方について詳しく解説していこうと思います。
Contents
- 1 わきが対策の石鹸・ボディソープを選ぶ5つのポイント。
- 2 わきが対策に効果的な石鹸・ボディソープおすすめ10選を紹介!
- 3 石鹸かボディソープか悩む。。どっちを選ぶのが良いか?
- 4 ドラッグストアなどで売っている市販品の注意点。
- 5 わきが対策用に石鹸・ボディソープを選ぶ際の注意点。
- 6 正しいわきが用石鹸・ボディソープの使い方
- 7 使用後は、わきがクリームを使うと更にわきが対策効果UP!
- 8 まとめ
わきが対策の石鹸・ボディソープを選ぶ5つのポイント。
私たちは、体中からさまざまな臭いを発していて、それらは「体臭」と呼ばれています。その中でも一部の人が脇を中心に発している特殊な臭いが「わきが」と呼ばれるものです。わきがの主な原因とされる体質は「アポクリン腺」という汗腺の量が多い体質と言われています。
そんなわきが体質の方に有効な石鹸・ボディソープですが、選ぶ際のポイントを見ていこうと思います。
① ワキガの原因菌を殺菌する成分が含まれているか
アポクリン汗腺からの汗(脇汗)には、臭いがありません。なぜ、無臭なのに臭いがするのかというと、アポクリン汗腺からの汗を、肌の常在菌「コリネバクテリウム菌(コリネバクテリウムヒロシス・ジフテロイト菌)等」が分解する事でわきが臭を発生させているからです。常在菌は、常に私たちの皮膚表面に 存在しています。つまり、わきが臭を抑えるには、この常在菌を抑える殺菌成分が配合されていることが重要になります。主な殺菌成分としては、イソプロピルメチルフェノール(殺菌)、グリチルリチン酸ジカリウム(雑菌の繁殖を抑える)があげられます。
② 消臭成分が含まれているか
常在菌を殺菌しても、アポクリン汗腺と菌の活動を抑えきれずに臭い物質が発生してしまう事があります。また、わきがの臭いは、脇毛の間にたまったアポクリン腺の分泌物が、皮膚の上の雑菌によって分解され臭い物質に変化する事もあります。そんな時には、臭い物質を消臭する必要があります。消臭に有効な成分としては柿タンニン、茶カテキンなどのポリフェノールがあげられます。
③ 洗浄力があるかどうか
毛穴に詰まった皮脂や汚れはアポクリン汗腺から出た汗と混ざってしまいます。皮脂や汚れと混ざったアポクリン腺からの汗は、細菌に分解された時に、通常よりもひどい臭いを発することになります。そのため、毛穴に詰まった汚れを落とす力があることはわきが対策には重要なのです。
④ 保湿成分が含まれているか
とはいえ、殺菌力が高すぎると、肌を守ってくれている必要な常在菌まで殺してしまい、潤いが保てなくなります。すると、肌が乾燥して皮脂が過剰に分泌されてしまうため、かえってわきがの匂いを強くしてしまう可能性があります。このように、保湿成分は、におい対策では大切なことのです。グリチルリチル酸ジカリウムや、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されている商品ならば、保湿しながらわきが対策をすることがでます。
⑤ 続けられる値段か
これらのわきが対策用の石鹸・ボディソープは、続けて使う事でわきが効果を得られるものです。しかし、値段が高いと金銭的に負担がかかり、続けて使うことが困難になってしまいます。そのためにも、継続しやすい値段であることも重要になります。
わきが対策に効果的な石鹸・ボディソープおすすめ10選を紹介!
〜石鹸編〜
① 薬用柿渋石鹸
柿渋石けんの特徴として良く知られているのが、加齢臭に効くということですが、柿渋には、汗の臭いを抑え、雑菌を吸着して取り除く作用もあります。
ETERNOの薬用柿渋石鹸は、30日間の返金保証やお得な定期コース購入もあり安心な商品です。
成分としては柿タンニン、茶カテキン、ユーカリエキスの3つのポリフェノールが配合されているため、臭い・汚れをしっかり洗い落としてくれます。また、有効成分であるイソプロピルメチルフェノールが含まれているので、雑菌を殺菌してくれるだけでなく、わきが臭はもちろん、加齢臭、汗臭などの嫌な臭いも防いでくれます。
さらに、グリチルリチル酸ジカリウム(甘草エキスから得られた皮膚コンディショニング剤)や、ヒアルロン酸(鶏のトサカ由来の保湿成分)、コラーゲン(魚由来の保湿成分)、オリーブ油などの保湿成分も配合されているため、保湿しながらわきが対策を行えます。
洗い心地も、きめ細かくこしのある泡立ちで皮脂をとりすぎず、しっとりなめらかに汚れを洗い流してくれます。洗った後もさっぱりして肌がつっぱらず、薬用石鹸のわりに値段も手ごろなのでおすすめな商品です。
料金
- 1個 ¥1,980(税込) 送料無料
- お徳用な3個セット 10%OFF ¥5,300 (税込)
- 初回半額の定期お届けコース毎月1個コースなら半額の943円(税別)送料無料
- 毎月3個コースなら半額の2,829円(税別)送料無料
口コミ
② 薬用ミョウバン石鹸EX
ミョウバンとは、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称で、漬物の発色剤や麺のかんすいとして広く使われている食品添加物です。
ミョウバンには、収れん作用(収れん作用とは、血管や組織の 引き締め作用の事で、肌を引き締める作用のこと)・殺菌作用・制汗作用があるため、わきが対策や体臭予防に効果があります。薬用ミョウバン石鹸EXは、ミョウバンや強力な殺菌・消臭効果のあるペパーミントを加えた、わきが臭、皮膚・汗臭などの消臭効果に優れた成分を配合したデオドラントに特化した石鹸です。
販売元が推奨する使用方法としては、まず市販のボディーソープなどで身体を洗い流し(経済的にもコスパが良い)、薬用ミョウバン石鹸EXで脇・足・局部など気になる部分を洗います。その後、ミョウバンスプレーEXを使うという方法です。石鹸とスプレーのお得なセットもありますが、少々コスパが悪いところがデメリットといえるかと思います。
料金
- 1個 ¥2,052(税込)
- 3個 ¥5,832(税込)
- 6個 ¥11,664(税込)
口コミ
③ コラージュフルフル泡石鹸
コラージュフルフル泡石鹸は、抗真菌(抗カビ)成分「ミコナゾール硝酸塩」と殺菌成分を配合した薬用抗菌石鹸です。
ここでいう「カビ」とは真菌の一微生物群をいいます。肌の上にも多く常在しており、これらの菌は体臭・汗臭、脇や足の臭いにも関係しています。こういった細菌やカビの肌での異常増殖が、アレルギーや感染症にも関連しているとの報告もあります。コラージュフルフル泡石鹸はこれらの細菌やカビを元から洗い流せる石鹸です。また、コラージュフルフル泡石鹸は弱酸性の石鹸なので、赤ちゃんの肌にも使えるほどの優しい成分で作られているので、敏感肌の人でも安心して使用できます。
料金
- 150ml¥1,944円(税込)
- 300ml¥2,484円(税込)
- 詰め替え210ml¥1,490円(税込)
口コミ
④ 颯香力
颯香力(そうこうりょく)は大手製薬会社である佐藤製薬が販売する、臭いの根本原因に働きかけるというデオドラント石鹸です。
颯香力は臭いの原因となる不要な皮脂や汚れや加齢臭の原因であるノネナールをポリフェノールを多く含む「ルイボス」「柿タンニン」で除去してくれます。
また、肌への優しさを考えて、石油由来の界面活性剤を一切使っていません。さらに、保湿成分(グリーンルイボスエキス)や潤い成分(ヒアルロン酸ナトリウム・加水分解ハトムギエキス)が配合されているので、肌荒れの心配もなく使用できます。
料金
- 3個入定期便:3ヶ月に1度、颯香力3個お届け(税込¥4,957)
口コミ
⑤ 薬用石鹸ミューズ
薬用石鹸ミューズは1953年の発売以来、ドラッグストア等でも手に入る長年愛用されている固形石鹸です。幅広い菌を殺菌・消毒し、肌を清潔にしてくれます。体臭・汗臭の予防にも効果的なデオドラント効果もあり、脂分を落とす力も強いので、臭いの原因物質を取り除くこともできます。
注意したいのは、「トリクロカルバン」が含まれているという事です。2016年9月2日に、米国食品医薬品局(FDA)が米国で販売されている 19 種類の殺菌成分(トリク ロカルバン、トリクロサンなど)を含む石鹸製品(薬用石鹸)の販売に対する規制を発表しました。
それに対するメーカーのコメントです(一部抜粋)
「ミューズの製造メーカーである、レキットベンキーザー・ジャパン株式会社は、消費者の皆様のご懸念 を考慮し、引き続き消費者の皆様に、より安心して当社製品をお使いいただくために、今回発表のあっ た該当成分が含まれるミューズ固形石鹸について、該当成分の切り替えを決定いたしました。可及的速やかに対応を行う為に、切り替えに向けた検証を既に開始しております。
上記製品は、厚生労働大臣から医薬部外品として承認を得て販売している製品です。現在までに、健康 被害は確認されておらず、上記の該当成分の使用にあたり、安全性・有効性には問題がないことを確認し ております」
事実、日本ではトリクロカルバンは規制されておらず、薬機法に基づき医薬部外品として承認されている為、問題はないようです。「トリクロサン」はミューズには含有されていません。
料金
- ミューズ石鹸バスサイズ 3個パック(135g×3) ¥442
口コミ
〜ボディソープ編〜
① デオシーク
デオシークはサプリとクリームで体臭やワキガを消臭する画期的な商品です。ボディソープは、クリームとのセットでも購入する事ができますが、ボディソープ単品での購入にはサプリはついていません。
デオシークボディソープには「パラフェノールスルホン酸亜鉛」という制汗成分と「イソプロピルメチルフェノール」という殺菌成分が入っています。制汗成分である「パラフェノールスルホン酸亜鉛」は、ミョウバンなどの制汗作用の強い成分と並び、収れん効果が高い成分です。この収れん効果によって、脇汗を分泌するアポクリン汗腺が収縮し、わき汗の分泌量が抑えられるのです。「イソプロピルメチルフェノール」の殺菌成分には、抗菌効果と体にやさしい殺菌作用があり、わきが臭以外に、悪臭や体臭にも効果があります。さらに、抑臭成分として柿タンニン、重曹等も含まれています。また、無添加・無香料・低刺激なので安心して使用できる製品です。
料金
- クリーム&ボディソープ&サプリ定期コース¥5980(税別)
- デオシークボディソープ定期コース¥2480 (税別)
口コミ
② クリアネオボディソープ
クリアネオボディソープにも、「パラフェノールスルホン酸亜鉛」と「イソプロピルメチルフェノール」が含まれています。さらに、抑臭成分である、柿渋エキス、シャクヤクエキス、茶エキス、クマザサエキスが含まれています。また、O-シメン-5-オールという成分や、クマザサ葉エキス、チャ葉エキス、オウゴン根エキス、シャクヤク根エキスが、匂いの原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。
デオシーク同様、クリアネオボディソープも無添加、無香料です。着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、オイル、紫外線吸収剤も使用していないので、安心して使用できます。
料金
- クリーム&ボディソープ1本定期便¥6,980(税込)
- クリーム&ボディソープ2本定期便¥12,480(税込)
- クリアネオボディソープ1本¥3,980(税込)
口コミ
③ デオラ
「プレミアムボディーソープ デオラ」は、男性の汗・皮脂・加齢による体臭を、厳選した6種(柿タンニン、トレハロース、銀イオン、葉緑素『フラボノイド』、薬用炭、シクロデキストリン『とうもろこし由来の消臭成分』)の臭い対策成分で洗い流してくれます。また、デオラには、美容成分(植物油脂・ヒアルロン酸Na・グリチルリチン酸・水溶性コラーゲン・トレハロース・グリセリン)が含まれているので、肌に潤いを与えてくれます。
料金
- プレミアムボディーソープ デオラ1本¥3980(税込)
- プレミアムボディーソープ デオラ3本プラス1本サービスセット(税込¥11940)
口コミ
④ 薬用太陽のさちEX ボディソープ
柿渋エキス配合の「太陽のさちEX」シリーズは1905年創業で100年以上も石鹸メーカーとして高品質の製品を作り続けてきた株式会社マックス(大阪府八尾市)が作っている商品です。
薬用太陽のさちEX ボディソープは、柿渋エキス配合に加え、クロルヒドロキシアルミニウム(毛穴を引き締めることによって発汗量自体を抑える)、ミョウバン、重曹、イソプロピルメチルフェノールなど6種の匂い対策成分が含まれています。 これらの成分がわきが臭はもちろん、加齢臭、皮脂臭、成長期の汗臭など家族の体臭をケアしてくれます。「太陽のさちEX」シリーズは他にも「太陽のさちEX 石けん」「太陽のさちEX コンディショナーインシャンプー」もあります。
料金
- 「太陽のさちEX ボディソープ」(500ml¥798税抜)
口コミ
⑤ デオウ 薬用クレンジングウォッシュ
ロート製薬の「デ ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 」は汗やベタツキを徹底洗浄し、体臭や汗などの臭いの発生を防ぐ薬用全身洗浄料です。CMも放映していたり、ドラッグストアのメンズコーナーでもよく目にする商品です。
「デ ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 」は、有効成分ベンザルコニウム塩化物が臭いの発生の原因となる菌を殺菌し、薬用の炭(吸着剤)が臭いの元となる皮脂や汚れを吸着し、臭いを抑えてくれます。
このデ・オウの炭の粒子には、臭いや汚れ、皮脂サイズの無数の吸着孔があり、吸い取れる表面積も広いという特徴があるため、消臭効果が期待できるのです。また、ジェルタイプなので一度吸着した臭いの元を離さず、閉じ込めることができるため、臭いも水と一緒に流すことができます。
料金
- デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ ポンプタイプ 520mL¥1,060
- (つめかえ用) 250mL¥497 470mL¥888
口コミ
石鹸かボディソープか悩む。。どっちを選ぶのが良いか?
石鹸やボディソープ(シャンプーも含)の洗浄剤には、「界面活性剤」という成分が含まれています。
界面活性剤とは、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称で、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持ってる成分です。
例えば、洗濯中の洗濯機の中を考えると、水と空気の界面、水と汚れの界面、汚れと衣類の界面など、たくさんの界面が存在しています。界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことを言います。混じり合わない水と油の間には界面が存在していますが、界面活性剤は、この界面に働いて界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるのです。
石鹸やボディソープはそれぞれの目的や商品の特徴に合わせて、さまざまな界面活性剤が組み合わされて作られています。
※ボディーソープの大半は洗浄成分が合成洗剤(=石鹸素地・脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム以外の成分)でできていますが、ここでは液体石鹸と呼ばれるものとします。
例えば、ボディソープは脂肪酸を水酸化カリウムで中和して作っている(主成分は脂肪酸カリウム)のに対し、石鹸は油脂を水酸化ナトリウムで鹸化(けんかとは油脂とアルカリを混ぜた時に起こる化学反応の事)して作られています(主成分は脂肪酸ナトリウム)。そのため、製造方法だけでなく主成分も全く違うものになっています。
ボディソープ(液体石鹸)も固形石鹸も、肌への刺激性はそれほど高くはありませんが、どちらかというと固形石鹸の主成分である脂肪酸ナトリウムのほうがやや低刺激といえます。しかし、現在のボディーソープ(液体石鹸)の多くは、原料や保湿成分、香料などにこだわって製造されているので、肌と同じ成分を配合したものや、それぞれの肌質・体質に適した商品がそろっています。原料油脂や配合成分によっても使用感は変わるものなので、固形か液体のどちらがよいか?という比較は難しいといえます。
洗浄力でいえば、ボディソープ(液体石鹸)は、全体の70%が水分で構成されていて(脂肪酸カリウムの割合が製品全体の30%)石鹸分が少ないため、固形石鹸に比べ洗浄力は落ちてしまいます。その分、液体石鹸には、保湿や消臭の成分を添加しやすいというメリットがあります。
固形石鹸(脂肪酸ナトリウム)は、洗浄力という点では優れていますが、保湿効果が低く乾燥はしやすくなります。
このように、それぞれメリット、デメリットがあるので、どちらがより優れているとは言えません。自分の体質や生活スタイルなどに合った使いやすい商品を選ぶと良いでしょう。
ドラッグストアなどで売っている市販品の注意点。
通販で購入できる石鹸・ボディソープは、ドラッグストアやコンビニで売っている市販品に比べ高価なものが多いですが、なぜ、市販品は安価なものが多いのでしょう?
ドラッグストアやコンビニにでは、基本的には大手メーカーの商品を扱っています。大手の商品は、手軽に購入できるように大量生産されている事も多いうえに、安価で生産できる添加物が配合されていることもあります。
このような安価な添加物が含まれている商品を使う事で、わきがの悪化につながる可能性も否めません。
また、市販のボディソープは、肌の弱い人にも安心して使えるように、低刺激で優しい洗浄成分で作られている商品も多いため、「消臭や抗菌」が含まれているわきが対策の商品のような効果は期待できません。
さらに市販のボディソープの多くは石油系の界面活性剤が使われていたり、色んな保湿成分を配合するために肌に必要ない成分も入っています。
わきが対策をするのであれば、ネット通販等で購入できる商品の方が効果は高いといえるでしょう。
どうしても、コスト優先で市販品を選ぶ際には、どんな成分を使っているのかなどをチェックするようにしましょう。
わきが対策用に石鹸・ボディソープを選ぶ際の注意点。
① 界面活性剤が配合されているものに注意する
上記にも記しましたが、石鹸やボディソープ(シャンプーも含)の洗浄剤には、「界面活性剤」という成分が含まれています。
家庭用品品質表示法という法律では、家庭用洗浄剤は人体用も器物用も含め、製品に含まれる界面活性剤が「石鹸」か「それ以外」かに分けて表示し、石鹸以外の物は全て合成洗剤と表示する決まりです。
つまり、人が作り出した界面活性剤を「石鹸」と「石鹸でないもの」に分けています。「石鹸でないもの」は「合成界面活性剤」と呼ばれます。また、含有量によって複合石鹸、合成洗剤、合成化粧石鹸などに区分されることもあります。
例えば、市販品の多くは洗浄剤として合成洗剤を使っていますが、これは体への負担が大きく、界面活性剤よりも洗浄力が強く、洗いすぎると必要な皮脂まで取りすぎてしまい皮膚の負担になる可能性があります。
また、界面活性剤には「レシチン」や「サポニン」、「ガゼイン」など天然の素材を活用する「天然界面活性剤」があります。この場合は、自然界に存在するものを使用しているため、刺激成分にはなりません。
このように、界面活性剤のすべてが 悪いわけではありません。界面活性剤がなければ、体も顔も髪も洗う事も、洗濯もできないのです。界面活性剤を使用するのであれば「石鹸」と表示されているもの、もしくは、「天然界面活性剤」を選ぶようにしましょう。
② 香料や着色料など、添加物の多いものは選ばない
ボディソープにはそれ以外にも、肌を刺激する物質が入っています。香料や着色料は、石鹸やボディーソープ以外にも、食品や化粧品など香りや色を必要とする製品に人工的に香りや色をつけるときに使われる添加物です。こういった添加物にも注意が必要です。
香料や着色料には、おもに合成(香料・着色料)と天然(香料・着色料)の2種類あります。
天然香料・着色料は、植物や果物などから抽出したエッセンスオイルなどの天然素材を原料として作られる天然の素材をそのまま使用するものなので化学物質は使用されていません。
合成香料・着色料は、石油やコールタール(石炭)などから抽出された成分に化学物質のなかから数種類を合成して人工的につくられるの化学物質のことを言います。
さまざまな人工化合物が配合されているため、体質によっては化学物質によるアレルギーを引き起こしたり、ホルモン異常を起こす危険性が指摘されています。
とはいえ、基本的に天然香料や着色料は低刺激で人体への影響は少ないとされていますが天然成分によってアレルギーを起こすことも否定できません。また天然香料・着色料はコストがかかるため製品の価格も高くなってしまいます。
また、現在では合成香料・着色料は、しっかりと専門的な機関により検査や検証が行われ、人体に影響が少ないと判断されたものばかりですし、使用される量もごく少量のものであれば、問題ありません。
コストを抑えて大量生産することができるので低価格で商品を購入できるというメリットもあります。
③ 使ってみて乾燥がひどい商品は、使用を止める
体の乾燥は、ボディーソープが原因となっている場合もあります。
例えば、ボディーソープは固形石鹸に比べると洗浄力が高く、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。余分な皮脂がなくなってしまうと、肌が乾燥して、わきが臭の悪化につながるばかりか、かゆみ、炎症を起こしてしまう事もあります。
また、ボディソープだけでなく、わきが対策用の石鹸も乾燥しやすいため注意が必要です。
正しいわきが用石鹸・ボディソープの使い方
① 毛穴をしっかり開かせる
まずは、湯船につかる前に、お湯で肌表面についた汗や汚れを落としましょう。次に、湯船につかって毛穴を開かせます。そうすることで、有効成分が浸透しやすくなります。また、湯船に体を沈めてじわじわと汗をかく事で、毛穴の汚れや汗腺の奥の汚れを浮き出すことができます。老廃物をしっかり出すことで臭いの原因菌も洗うことができます。
② 泡立てネットで泡立てる
ボディソープは市販の泡立てネットを使えば楽に泡立てることができます。
タオルでこすると、摩擦が起き、肌を傷めることで肌荒れになるだけでなく、乾燥も引き起こしてしまいます。そのためにも、泡立てネットやきめの細かなタオルでフワフワの泡を作るようにしましょう。
③ 手を使って泡で洗う
十分泡立てた泡を手のひらに乗せ、泡を肌の上で転がすように洗います。手のひらで体をこするようにゴシゴシ洗わず、泡を全身に密着させるようにし、優しく洗うようにしましょう。手を肌に触れないように泡だけで洗うのがコツです。
④ 脇の下を泡パックする
洗うときに、わきがに効果的な成分がしっかり浸透するように、脇にしっかり泡立てた泡をのせてパックしてみましょう(1~2分くらい)。その後、優しく洗い流せば十分な効果が得られます。
⑤ すすぎは念入りに
洗い流す時間が短かかったり、石鹸やボディソープの使い過ぎや、泡だて方が悪いと、泡がしっかり落ちない場合もあります。肌に無駄な成分が残る事で雑菌が増え、わきがが悪化してしまいます。シャワーですすぐ際には、念入りに泡を洗い流すようにしましょう。
使用後は、わきがクリームを使うと更にわきが対策効果UP!
わきが用石鹸、ボディソープを使った後は、わきがクリームを使うことで一層効果があがります。
特に、男性のわきが対策には汗を抑えるだけではなく、殺菌作用もあるわきがクリームがおすすめです。
わきがクリームには、アポクリン腺から分泌される汗を抑える「制汗成分」や、汗と混ざることで臭いを発する常在菌を「殺菌・消臭する成分」が配合されているため、わきが臭を抑えるには効果的なのです。
また、わきがクリームの原料は、肌にもやさしい自然由来の原料を使用している事も多く、保湿効果もあるため、肌荒れをする事もありませんし、クリームを肌に塗りこむことで、即効性と効果の持続時間が長いというメリットもあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、わきが対策に効果的な石鹸やボディーソープをご紹介してみました。
わきがの方にとって石鹸やボディソープ選びは本当に大切です。肌に合わない商品を使っていると、乾燥がひどくなったり、肌にダメージを与えてしまい、わきがの症状が悪化してしまうこともあります。
自分にあった石鹸やボディソープを見つけるのは難しいかもしれませんが、いくつか試しているうちにだんだん自分に合うものがどんなものなのかわかってきます。
今回、ご紹介した商品を参考に、あきらめずに自分にあった商品を見極め、わきがと上手に付き合っていきましょう。