口がいい匂いになる18つの方法!生活の中で口臭を消す方法とは?
ビジネスシーンや、大切な人との楽しい時間を台無しにしかねない口臭問題は、相手を気遣うエチケットと言えるでしょう。
せっかく好印象を持たれていたのに、口臭で全てが台無しになることもあります。
過去に江崎グリコが「人との距離感覚に関する意識調査」というのを発表しましたが、そこでは人との距離が近づいたときに不快に感じることの第1位が口臭(83.4%)だったそうです。
今回はそんな自分では気付きにくい口臭対策についてまとめてみました。
Contents
- 1 口臭は人が最も嫌がる体臭
- 2 口臭が起きる3つの原因
- 3 口がいい匂いになる17つの方法を紹介!~病気改善編~
- 4 口がいい匂いになる方法を紹介!~生活習慣改善編~
- 4.1 ③ 歯磨きはしっかりと
- 4.2 ④ 食後の口内ケアの徹底(舌掃除など)
- 4.3 ⑤ 朝食は必ず食べる
- 4.4 ⑥ 口臭対策になる食べ物を食べる
- 4.5 ⑦ 梅干しや酸っぱい系のものを食べる
- 4.6 ⑧ 口臭の原因となる食べ物は、大事な日の前日に食べない
- 4.7 ⑨ スプーン1杯の砂糖を口にする
- 4.8 ⑩ ガムを噛む
- 4.9 ⑪ リラックスを心掛ける
- 4.10 ⑫ 水分をこまめに摂る
- 4.11 ⑬ 鼻呼吸の習慣をつける
- 4.12 ⑭ 空腹を避ける
- 4.13 ⑮ カフェインを控える(コーヒーを飲んだあとは水を飲む。また舌掃除をする)
- 4.14 ⑯ 氷を口に含む
- 4.15 ⑰ 銀のスプーンを舐める
- 4.16 ⑱ 体臭サプリメントで体の中から口臭ケア
- 5 臭いを過剰に気にしてしまう、自臭症に注意しましょう!
- 6 まとめ
口臭は人が最も嫌がる体臭
人の匂いにはいろんな匂いがあります。匂いには、脇の匂い、タバコの匂い、お酒の匂い、加齢臭、足の匂いなど色々あります。これらの体から出る多くの匂いは、あまり好かれるものとは言えません。
その中でも、口臭は最も人から嫌がられる匂いと言われています。前述しましたようにアンケート調査でも1位になる事を見ても、口臭はかなりの悪者になっています。
その理由として考えられるのは、口臭は自分では気付きにくい、人との距離が近づけば近づくほど簡単に臭う、生ゴミが腐ったような匂いなどキツイ匂いが存在することに起因します。
口臭が起きる3つの原因
では、人に嫌がられる口臭が起きる原因はどこにあるのでしょうか?
それには大きく3つの原因が考えられます。
① ドライマウスによる生理的口臭
口の中がなんとなくネバネバしている。そんな時はドライマウスによる口臭が発生している可能性があります。
ドライマウスは普通に生活しているだけで口の中が乾いてしまう症状です。口の中が乾燥してしまうと、口の中で雑菌が繁殖しやすい環境になり、口臭を発することになります。
② 口の中の汚れによる口臭(食べ物の残りやお酒やタバコ)
口臭の原因として外せないのが口の中の汚れです。口の中の汚れは食べかすに代表されます。
口は食べ物が入る入り口の役割を果たしますので、食べかすが付着してしまうのは必然と言えます。この食べかすが長期間口の中に残ると腐敗し、最近の温床となります。
また口の中の汚れは食べかす以外に、お酒やタバコなども口臭の原因になります。
③ 体調不良による免疫力低下、病気による口臭(歯周病、虫歯、内臓疾患)
風邪や体調が悪くなると口臭が発生することがあります。これは唾液には元々強力な免疫力があるのですが、風邪などにより免疫力が弱まり口内の細菌が繁殖して口臭の原因となるためです。
また免疫力低下により、歯周病、虫歯、内蔵疾患を引き起こしより一層口臭がひどくなることもあります。
口がいい匂いになる17つの方法を紹介!~病気改善編~
それではここから、口がいい匂いになる方法を紹介していきます。
まず最初の紹介するのは、「病気を治すこと」です。どんなにいい匂いになる方法を試しても、原因が病気であればその病気を治さない限り効果はありません。
これから紹介する病気に心当たりのある方は、まずは病気の改善に努めましょう。
① 歯を治す(虫歯、歯周病)
虫歯や歯周病による口臭は、まず予防をするのが先決なのですが、なってしまった後はケアをしっかりすることで口臭を予防しましょう。
虫歯や歯周病は病気の一種なので、まずは通院による適切な処置が必要です。しかし時間的にすぐ通院することが難しい時は応急処置を施しましょう。
最も一般的な口臭予防として「うがい」があります。単なるうがいよりも市販されているマウスウォッシュを使用したうがいが効果的でしょう。
マウスウォッシュには匂いを抑える効果があり、中には雑菌の繁殖を抑える効果があるものもありますので口臭予防にも有効です。ただしエタノール配合のマウスウォッシュは唾液を蒸発させてしまう恐れがあるので保湿成分も合わせて配合されたものを選びましょう。
② 病気を治す(内臓疾患、糖尿病、蓄膿症、鼻炎)
胃腸の働きに問題が生じる内臓疾患、糖尿病、蓄膿症、鼻炎なども口臭の原因となります。
虫歯がなく、いくら口内を綺麗にしていてもなかなか口臭が収まらないという時は、歯科での治療のみでなく、内科や耳鼻科の診察が必要かもしれません。返して言えば口臭は内臓疾患やその他の病気を知らせるシグナルとも言えます。
ただの口臭と侮るなかれ。口臭が心配になったら他の病気の可能性もありますので注意が必要です。
口がいい匂いになる方法を紹介!~生活習慣改善編~
ここからは、生活の中で口をいい匂いにする方法を紹介していきます。
普段の心掛け一つで、口臭改善することは可能です!
③ 歯磨きはしっかりと
口臭予防の第一歩は歯磨きです。歯磨きの基本は3つです。
毛先を歯の面に当てる、歯ブラシに入れる力は歯ブラシの毛先が広がらない程度、歯ブラシは小刻み(5〜10ミリ程度)に動かし1〜2本ずつ磨くようにする。の3つです。そして歯垢の溜まりやすい歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わせなどを丁寧に磨く必要があります。
④ 食後の口内ケアの徹底(舌掃除など)
まずは歯磨きをするタイミングですが、食後すぐの歯磨きはお勧めできません。
口内には自浄作用があります。食後すぐの歯磨きは自浄作用を促す唾液を流してしまい、ドライマウスになる可能性があります。
食後30分ほど経ってからの歯磨きをお勧めします。歯磨きは歯を一本一本歯茎から磨くように心がけます。
口臭の多くは舌の汚れから発生することも多くありますので、歯磨きの際舌磨きも忘れずに行いましょう。
⑤ 朝食は必ず食べる
朝食をとることは口臭予防になります。
中には食べ残しがなくなるので朝食を食べない方がいいという意見もありそうですが大きな間違いです。朝食を抜き空腹が続くとすい液がすい臓で作られ、胃で分解され異臭を放ち口まで上がり口臭の原因になります。
また朝は口臭の最もキツイ時間帯です。食事をすることにより唾液が発生し口内を雑菌します。もちろん朝食後の歯磨きは必ずしましょう。
⑥ 口臭対策になる食べ物を食べる
口臭対策になる食べ物があります。サラダなどはその代表格です。生の野菜には多くの食物酸素が含まれています。
さらに生の野菜には食物繊維も豊富なので、腸の動きが活性化され調子を整えてくれます。そのほかにもフルーツ、ヨーグルトなど健康やダイエットに有効な食べ物も口臭対策として有効な食べ物なので積極的に食べると良いでしょう。
また、おかきやスルメなど硬くて噛み応えのある食べ物も、唾液の分泌量を多くして口臭対策に有効な食べ物です。
⑦ 梅干しや酸っぱい系のものを食べる
梅干やレモンなどの酸っぱい食べ物が口臭対策に有効だと言われています。
梅干しやレモン、グレープフルースなど、酸っぱい食べ物には殺菌作用のあるクエン酸が含まれていることが多く、防腐作用もあり口臭対策には最適です。
また酸っぱい食べ物を食べると唾液が多く分泌されるのでドライマウス予防にも役立ち、口臭予防には非常に効果のある食べ物です。
⑧ 口臭の原因となる食べ物は、大事な日の前日に食べない
逆に口臭の原因になる食べ物もあります。ニンニクやニラ、ネギ、らっきょうなどが代表格です。
これらの食べ物は体には良い食べ物です。しかも整腸作用もあり長期で見るとオススメする食材です。しかし強いニオイの元であるアリシンという成分が体に入り分泌される食べ物なので、大事な日の前日には摂らない方がいいでしょう。
飲み物としてはコーヒー、アルコールが口臭原因となります。
⑨ スプーン1杯の砂糖を口にする
口臭予防の応急対策として砂糖があります。意外に思われるかもしれませんが、口臭が気になるときにスプーンいっぱいの砂糖を口に含みゆっくり口の中で転がすようにして舐めると、一時的にではありますが口臭を予防することができます。
砂糖を口にすると唾液腺を刺激して刺激唾液が大量に分泌され口臭を予防するのですが、あくまでこれは一時的なものでそのまま放置すると逆に口臭の原因となるので、後の歯磨きやうがいなどの口内ケアは必須です。
⑩ ガムを噛む
口臭予防のためにガムを噛むのは誰もが一度は経験があるのではないでしょうか?
焼肉屋さんで食後にガムをくれるのも今では一般的ですね。ガムを噛むと唾液の分泌が多くなり口臭予防には大きな効果をもたらします。
ガムの香りをあてにするのではなく、しっかりガムを噛み続け唾液を増やすように心がけましょう。
⑪ リラックスを心掛ける
ストレスは口臭の原因となることがあります。ストレスは唾液の分泌を少なくし、ドライマウスの原因となります。
ストレスを減らすために体や心をリラックスさせると口臭予防になります。リラックスの方法は人それぞれありますが、入浴や質の高い規則的な睡眠は最も効果的な方法の一つと言えます。
ご存知の通りストレスとは日常のちょっとした習慣を改善することで解消できます。ストレスを解消してリラックスすることによって口臭を予防できます。
⑫ 水分をこまめに摂る
多くの口臭は水分摂取で予防できることがわかっています。
口臭の多くはドライマウスによるものであることが多いのですが、こまめな水分補給でドライマウスを防ぎ、口臭予防することができます。
⑬ 鼻呼吸の習慣をつける
口呼吸が口臭の原因となることも多くあります。対策として鼻呼吸も口臭原因の一つであるドライマウスの予防には有効的です。
また汚れの溜まりやすく、ニオイの元となる口で呼吸するよりも、鼻での呼吸が口臭を撒き散らさない呼吸方です。
このように、構造的にも口呼吸より鼻呼吸が口臭対策になります。
⑭ 空腹を避ける
空腹は口内の唾液分泌を減少させるとともに、すい液による講習も誘発します。
1日3食の食事を中心とししっかり食事をすることで空腹を避け口臭対策としましょう。
⑮ カフェインを控える(コーヒーを飲んだあとは水を飲む。また舌掃除をする)
コーヒーが口臭の原因となるのは前述した通りです。コーヒーは口の中に残りやすい性質を持ちます。
特に舌に残りやすく、砂糖や乳化剤などの添加物も含見やすい性質を持っています。よってコーヒーを飲んだ後は水を飲むなど口の中に残っているコーヒー成分を洗い流すといいでしょう。
また舌掃除はより一層コーヒーが原因になる口臭を予防するためには効果的です。
⑯ 氷を口に含む
口に氷を含むと口臭を予防することができます。
氷は口内の温度を下げ、口臭の元となるガスの発生を防ぎ、細菌の活動を抑制する働きをします。また口の中の乾燥を防ぎ講習を予防する働きもします。
口臭を出したくないとき、直前に口に氷を含婿とはかなり効果的です。会議前などの大切な時間の前に喫茶店などでジュースを飲んで最後に氷を口に含む、という方法も効果的です。
⑰ 銀のスプーンを舐める
口臭の主な原因は口の中の細菌が代謝することによって揮発性硫黄化合物が発生します。揮発性硫黄化合物は特に舌に含まれることが多く、下が通常より白くなっている時は要注意です。
銀は水分に溶け出すことによって強い殺菌作用を発揮します。よって銀おスプーンを最近やガスの張り付いた舌で舐めると、一時的に細菌の働きを弱め、口臭を予防する効果があります。
ただしこれは一時的なものなので、まずはこまめに口内ケアを心がける必要があります。
⑱ 体臭サプリメントで体の中から口臭ケア
口腔内のトラブルではない場合は、口臭の原因は胃や腸に溜まっているガスが原因です。
体臭サプリメントには、体内から発生させる臭いを抑える作用があったり、腸内に溜まった臭いの元を排泄させる働きがあります。
その結果、口臭の原因となる胃や腸に溜まっている悪玉菌やガスが排泄されるようになるので、口臭を抑える効果があるのです。
体臭サプリメントについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:体臭サプリメントおすすめランキングBEST5!男性の口コミ評価の高いものを厳選紹介。
臭いを過剰に気にしてしまう、自臭症に注意しましょう!
自臭症とは自分の匂いを気にするあまり、自分は口臭がきつい、自分の匂いが他人に迷惑をかけていると自責をしてしまい心の病気です。
自臭症には軽度のものから重度なものまであり、重度なものになると人と関わり合いを持つのが不安になり、引きこもりになってしまうこともあるほどです。歯磨きを必要以上にしてしまったり、常にガムを噛んでいないと落ち着かないといった症状もあるようです。
自臭症は心の病なのでカウンセリングが必要になることもあります。まずは口臭外来などでカウンセリングを受け、それでも改善されないのであれば精神科や神経科などの専門的なカウンセリングを受ける必要もあります。
口臭をはじめとする体臭は少なからず誰にでもあるものです。あまり気にしすぎるのもよくありませんので注意しましょう。
まとめ
口臭対策につてまとめて見ましたが、いかがでしたか?
口臭の原因の多くは口の中の乾燥、唾液の減少であるドライマウスと、食べ物やコーヒーなどの飲み物の残り物によるものであることがわかります。
そして口臭は健康や、ストレスと同じように、日常のちょっとした気をつけで対策できることが多いということもわかっていただけたのではないでしょうか?
口臭ばかりにとらわれず、健康的な体を保つようにする一つとして口臭対策を捉えるようにしましょう。