夏の悩み!顔のベタつきが気になるメンズにおくる10個の改善方法
強い日差しが照り付け、ジメジメした暑さが続く夏に季節になると、肌にはなにかとストレスが多い季節です。
そして特に不快に思うのが、「顔のベタつき」。日中は常にベタついてるし、夜にしっかり洗顔しても、寝て起きたら朝にはもうギットギト、なんて方も多いんではないでしょうか。顔のベタつきは自分だけの問題ではなく、相手も不快にさせてしまいます。
夏の似合うカッコいい男を目指したいなら、「顔のベタつき」の原因と改善方法を知って、ベタつきのない爽やかなイケメン肌に生まれ変わりましょう!
Contents
顔のベタつきが気になる季節がやってきた!
夏は、強い日差しと高い気温、ジメジメした湿気のせいで、皮脂の分泌が活発になります。また一歩屋内に入ると、快適を通り越して寒くなるくらい効いているクーラーが、肌の乾燥を引き起こします。夏の季節は、皮脂はたくさん出るわ、肌は乾燥するわで、肌へのストレスが何かと多い季節なのです。
そして、夏になると必ず襲ってくる「顔のベタつき」。何度も顔を洗っても、汗拭きシートで何度も拭いても、なかなか収まらない顔のベタつき。でも夏だからしょうがないか、、と諦めていてはいませんか?
顔のベタつきを放置してしまうと、大変なことになってしまいますよ。
顔のベタつきを放置しておくと、どうなってしまうのか?
夏だからしょうがないと、顔のベタつきを放置しておくと、シミができやすくなり、毛穴が開いてしまうことにより肌荒れが起きやすくなって、吹き出物やイチゴ鼻、黒ずみができやすい状態になっていまいます。
そして肌への悪影響だけでは済みません。放置したままでいると皮脂が酸化して「加齢臭」を発生してしまうのです。
顔のベタつきを放置していると、顔は荒れる、臭いはキツイ、と最悪な状況を招いてしまいます。
そうならないためにも、顔のベタつきの原因を突き止めて、適切な改善方法に取り組む必要があります。
まずは顔のベタつきの原因についてお伝えしていきます。
夏における顔のベタつきの原因とは
顔がベタつく原因として、真っ先に思い浮かぶのは「皮脂」ではないでしょうか。
皮脂は、寒い時期と比べれば、もちろん暑い季節のほうが多くなります。冬に比べると夏の皮脂は、約2倍もの差があるのです。
また統計上、男性の皮脂量は女性の2~3倍とも言われているので、夏になると顔のベタつきが気になる男性が特に多くなるのです。
ですが、皮脂量には個人差があります。顔のベタつきがすごく気になる人と、あまり気にならないという人がいるのは事実です。
そこでポイントとなるのが、「汗」です。
夏はたくさん汗をかく季節なので、汗の量に比例して皮脂の分泌も多くなるわけですが、汗には、皮脂量が多い「ベタつく汗」、サラッとした「ベタつかない汗」というのがあるのです。
もちろん顔のベタつきの原因となるのは、「ベタつく汗」なわけですが、どちらの汗をかいている量が多いのかが、顔のベタつき具合を左右しているのです。
それでは、ベタつく汗とベタつかない汗の違いって何なのでしょうか?
ベタつく汗とベタつかない汗
ベタつく汗と、ベタつかない汗がある理由は、「汗腺」にあります。
汗をかくメカニズムはこうです。
体温が上がり過ぎると、カラダは体温調整のために汗をかこうとして、まず血液から水分、塩分、ミネラルを汗腺に送り込みます。次に、汗腺から塩分とミネラルが血液に戻される。そして水分とほんの少しの塩分が汗として流れる、というわけです。
汗腺が正常に働いていれば、水分とほんの少しだけの塩分しか含まれていないので、サラッとした感触の汗になるのです。
ところが、汗腺がしっかり働いてくれないと、塩分やミネラル分が血液に戻されずに汗として流れてしまい、ベタベタした汗になってしまうのです。
汗腺がしっかり働いていないと、ベタつく汗が出る、
汗腺がしっかり働いていれば、サラサラの汗が出る、ということです。
また、ベタつく汗に含まれるミネラルは菌のエサになってしまい、肌の上で繁殖してしまうと汗臭さの原因にもなってしまうので、ベタつくわ、臭いわで大変です。
顔のベタつきを抑えるには、サラサラの汗が出るように汗腺をしっかり働かせることが重要になるわけです。
ただ、汗腺の働きをしっかりと働かせるようにさせるには毎日の生活習慣を見直すことが必要ですので、1日、2日でどうにかなるようなものではありません。汗腺がしっかり働くまでの間にもベタベタした汗が流れて顔がベタつくわけなので、まずは正しいスキンケア方法を実践することから始めなければなりません。
そこで、洗顔の仕方、汗の拭き方など、顔のベタつきに効果的なスキンケア対策を紹介してから、汗腺を働かせるための生活習慣の見直し方法を紹介していきます。
顔のベタつきにもう悩まない!9つの改善方法
スキンケア編
間違ったスキンケアは、過剰な皮脂分泌を起こしてしまいますよ。
① ゴシゴシ洗ったり、何度も洗顔しない
顔がベタつくからといって、ゴシゴシ洗ったり、1日に何回も洗顔をしてはいませんか? それでは逆効果!ますます皮脂を分泌させてしまっています。
肌には皮脂膜というバリア機能をもつ皮脂があり、これのおかげで肌内部の水分の蒸発を防いだり、紫外線などによる外部の刺激から肌を守られています。ですが、ゴシゴシと洗ってしまったり、1日に何度も顔を洗ってしまうと、この皮脂膜まで洗い落としてしまいます。
そうなるとカラダは防御反応が働いて、過剰な皮脂分泌を起こしてしまうのです。
洗顔は、大切な皮脂膜まで洗い落としてしまわないように、洗浄力の強い洗顔料は使わないようにしましょう。また洗顔の回数は、1日2回までとして、夜のみ洗顔料を使って洗い流すようにしましょう。
洗顔料を使った洗い方のポイント
ぬるま湯(30℃〜35℃)で、洗顔料をしっかり泡立てて、Tゾーン(おでこ・鼻・あご)から泡を乗せていくように顔全体に広げていき、手で肌をこすらないように泡のみでやさしく洗います。そして、すすぎもぬるま湯(30℃〜35℃)で、すすぎ残しがないように入念に洗い流してください。
夏は、洗顔後に肌が熱を持ちやすいので、最後に水で十分にすすぐと尚良いでしょう。
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② 洗顔後の保湿をしっかりする
保湿をしたらもっと顔がベタついてしまうと思ってはいませんか?
答えは、✖です。顔のベタつきを抑えるためには、保湿はとても重要なのです。
洗顔後の肌は、皮脂が落ちて乾燥しやすい状態になっています。ここで水分をたっぷり与えてあげないと、乾燥から肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌してしまうことにつながってしまうのです。洗顔後は化粧水を使ってたっぷり保湿をして、化粧水の水分の蒸発を防ぐために乳液を使って蓋をしてあげましょう。
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汗の拭き方編
間違った汗の拭き方をすると、またすぐにベタつき肌に戻ってしまいますよ。
③ 洗顔シートを使うときは、優しく拭き取る
ベタつく肌をスッキリさせようとして、洗顔シートでゴシゴシと顔を拭いてはいませんか?
それでは皮脂膜まではがれてしまい、皮脂の分泌量が余計に増えてしまいます。その場ではベタつきやテカりが解消したように思えても、時間が経ったら、またすぐにベタベタ肌に戻ってしまいます。
洗顔シートを使うときはなるべくこすらずに、優しく、肌に乗っけるように使うようにしましょう。
また洗顔シートには、汗や皮脂を簡単に落とすためにさまざまな成分が入っています。使い過ぎは肌によくないので、使う頻度は1日1回〜2回程度に抑えておくようにしましょう。
④ あぶらとり紙を使う
「1日2回の洗顔シートだけじゃ足りない。。」という、ベタつきのひどい男性の方には、あぶらとり紙も併用して使うことをおススメします。
皮脂は液体状のものもあれば、ワックスのような固体のものもあるのですが、あぶらとり紙の場合、液体状の皮脂のみを吸収してくれるので、肌に必要な皮脂は残しつつ、余計な皮脂のみを取ってくれるのです。
よく、あぶらとり紙だと皮脂を取りすぎてしまうから、皮脂を取るならティッシュのほうがいいという話を耳にしますが、そんなことはありません。また、ティッシュを使うことが間違った方法というわけでもありません。なので、手元にあぶらとり紙がない場合には、ティッシュを代用して使うようにするといいと思います。
あぶらとり紙やティッシュを使う場合もゴシゴシとこすってはいけません。優しく上から押しあてて、皮脂を吸収させるようにして使うのがポイントです。
⑤ おしぼりで顔を拭かない
仕事が終わった後の同僚との飲み会にて、ベタついた肌をさっぱりさせるために、居酒屋で出されたおしぼりで顔を拭いてはいませんか?
おしぼりでゴ顔をシゴシと拭いてしまっては、洗顔シートと同様に皮脂の分泌量を余計に増やしてしまいます。
また優しく拭いたとしても、その店のおしぼりの管理状態がわからないので、雑菌を肌につけてしまっている可能性もあります。衛生面上良くない場合もあるので、おしぼりで顔を拭くのはやめておいたほうがいいでしょう。
生活習慣編
生活習慣を見直せば、汗腺の働きを活性化させたり、皮脂の分泌を抑える効果が期待できます。
⑥ ストレスを溜め込まずに、しっかり睡眠を取る
皮脂の分泌が過剰になってしまう原因の一つに、男性ホルモンがあります。
男性ホルモンが活性化すると皮脂の量を増やしてしまうのですが、男性ホルモンの活性化に強く影響を与えてしまうのがストレスや睡眠不足なのです。
現代社会で生きていく上ではストレスは常にまとわりついてくるものですが、自分なりの発散方法を見つけてストレスをできるだけ溜め込まないようにしましょう。
また、スマホやパソコンのブルーライトも皮脂の分泌を過剰にすると言われています。
寝る前にスマホをいじって夜更かししていませんか? 顔のベタつきを改善するためにも、その悪い習慣を断ち切りましょう。
⑦ 紫外線対策をする
日頃から紫外線対策をしている男性は少ないのではないでしょうか。
紫外線は肌の水分を奪い取り、乾燥を引き起こします。汗をかいて潤っているように見えても、肌の内部はカラカラに乾燥している状態なのです。
肌の乾燥は過剰な皮脂分泌を起こしてしまうので、紫外線対策はするべきです。
ただ、日焼け止めを毎日徹底して塗るのも男性の場合なかなか難しいものです。せめて、海やプールに出かけるとき、野外レジャーやスポーツをするときくらいは、日焼け止めを塗るようにしましょう。
また、今新しい日焼け止め対策として、「飲む日焼け止めサプリ」が人気のアイテムとなっています。
飲むだけで日焼けのダメージを最小限に抑える効果が期待できます。
日焼け止めサプリについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:飲む日焼け止めサプリおすすめランキングTOP10!2017年最新版!
⑧ エアコンの温度を下げ過ぎない
オフィスや室内で1日中エアコンに当たっていると、汗をかかずに汗腺は働かなくなってしまいます。そうなると、外に出ていきなり暑くなったとしても、汗腺が働かないのでベタつく汗しか出なくなってしまうわけです。
またエアコンの温度を下げるとそれと同時に湿度も下がるので、そのせいで肌が乾燥しやすくなってしまいます。
エアコンの温度は、汗腺のためにも、肌の乾燥対策のためにも、下げ過ぎないようにしましょう。オフィスの場合はどうしようもないので、こまめに水分補給をして乾燥対策だけは徹底しましょう。
⑨ スポーツで汗を流す
クーラーの効いたオフィスや部屋で過ごしていてばかりだと、汗腺は完全に休止状態になってしまいます。
汗をかきたくないからといって全く汗をかかない生活を続けていたら、いざ外に出て暑い日差しを浴びたら、ベタつく汗しか出てこなくなってしまいます。
汗腺を働かせるには、汗をかくことが重要です。最初はウォーキングからでもいいので適度に運動を取り入れて、スポーツで汗を流す習慣をつけましょう。
ただ、どうしてもスポーツが苦手だったり、やる時間がないという方もいると思います。そういった方は、お風呂に浸かって半身浴をしたり、サウナに入ったりして、汗をかく習慣をつけて汗腺を働かせるようにしましょう。
⑩ 規則正しい食生活をおくる
脂っぽい食べ物や、刺激物、お酒類などが、皮脂の分泌を活発化させてしまうのは知ってる人も多いはずです。
男性ならついつい手を伸ばしてしまう、お酒、ラーメン、ファーストフードやスナック菓子といったものですね。
でも、「糖質の摂りすぎ」も皮脂を活発化させてしまうっていう事実、ご存知でしたか?
糖質の代謝のためにはビタミンB群が必要となるのですが、ビタミンB群は皮脂量をコントロールしてくれる働きがあるものなので、糖質を摂りすぎてしまうとその代謝のためにビタミンB群が使われてしまい、皮脂量を抑制することができなくなってしまうわけです。
また摂りすぎて余った糖質は、中性脂肪に変化してカラダに蓄えられてしまい、結果、皮脂として体外に排出されてしまうのです。
ご飯、パン、パスタ、うどん、といったものを大盛りにしてバクバク食べたり、甘いものやジュース、ビール、日本酒、梅酒、ワイン、といったものを摂りすぎないよう注意しましょう。
逆に、積極的に摂ったほうがいい栄養素は、皮脂量をコントロールしてくれるビタミンB群です。
ビタミンB1を多く含む食材
焼き海苔、豚ヒレ、豚モモ、ピーナッツ、うなぎ、えんどう豆、玄米など。
ビタミンB2を多く含む食材
豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎ、塩さば、納豆、かれい、牛乳など。
ビタミンB6を多く含む食材
いわし、さば、まぐろ、さんま、豚肉、さつまいも、レバー、バナナなど。
中でも、レバーには豊富なビタミン栄養素が含まれている食材なので、おススメです。
全部の食材を覚えるのは大変なので、例えば、
ご飯を食べるなら、玄米にする。
定食屋に行ったら、レバニラ炒めや、豚肉料理、魚料理にする。
お酒を飲むなら、焼酎やウィスキー、糖質カットの発泡酒にする。
といったように意識づけできれば、摂取不足に陥ることはなくなります。
ただ働き盛りの男性なら、食事が不規則になってしまったり、好き嫌いがあったりする場合もあると思います。その時は、サプリメントを上手に活用して足りない栄養素を摂取するようにしましょう。
また基本的にはバランスの良い食事を摂ることが一番です。どんなものでも「摂りすぎ」ということに気をつけて規則正しい食生活をおくることが、顔のベタつきを根本的に改善させるには必要なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
顔のベタつきは、せっかく楽しみにしていた夏の季節を一瞬にして不快にさせてしまいます。
思いっきり楽しめる夏にするために、今回紹介したスキンケア方法、汗の拭き方、生活習慣の見直しなどを実践してみてください。