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シミに効く食べ物15選!男のシミ予防・対策に取り入れるべき食事やメニューとは?

夏が終わるとなぜか、肌に出てくるシミ・・・。

歳を重ねるとともに徐々に増えていくシミ・・・。

そんな厄介な「シミ」ですが、誰でも改善したいですよね。

実は、シミの改善に効果的な食べ物というのがあるのです。

今回はシミに効く栄養素と代表的な食材、食べ物をご紹介していこうと思います。

シミの改善を望むなら、ぜひそれらを日々の食生活に取り入れてみてください。

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Contents

そもそも、シミはなぜできるの?

肌の外側の皮膚表面にある「表皮」は、「ケラチノサイト(表皮細胞)」と一番奥にある基底層の「メラノサイト(色素細胞)」などから成っています。※(内側の皮膚は「真皮」)

メラノサイトは、紫外線などにより刺激を受けると「メラニン」という色素を生成し、ケラチノサイトに受け渡すことで紫外線から皮膚の細胞を守っています。つまり、基底層にある細胞が分裂して皮膚表面に押し上げられ、最後は表面から剥がれて新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー(新陳代謝)」を繰り返しているのです。

ところがさまざまな原因で、メラニンが過剰に作られ、ターンオーバーのサイクルが乱れると、新陳代謝が滞り、メラニンが過剰に蓄積されることによって色素沈着を起こしシミになってしまうのです。

シミができる主な原因としては紫外線があげられます。長年紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受け、皮膚細胞の再生能力が低下し、メラニンを外に出すことができなくなるためです。

また、たばこやストレスは老化を促す原因の一つである「活性酵素」を増やし、メラノサイトを刺激してメラニンの過剰に生成してしまいます。不規則な生活などで血行が悪くなり、メラニンの排出が遅れることでシミの原因になることもあります。

 

男性の場合は、カラダの内側からのケアが重要!

シミ予防や対策におすすめなのが、メラニン色素の生成を抑える働きを持った、シミ対策に効果的な美白化粧品を使用する事です。また、紫外線を防ぐためのUV対策等もあげられます。このように、通常、シミ対策といえば体の外側からケアを行うことがほとんどです。

しかし、男性の場合、紫外線対策や化粧品などを使う習慣がありませんし、使用するのが面倒くさかったり、ためらってしまうため、体の内側からケアすることが重要になります

内側からのケアとしておすすめしたいのが、シミ対策に必要な栄養素と食べ物を摂取することです。日常的に普段の食事を改善させていくことで、紫外線を吸収しにくくし、シミの予防や対策ができるのです。

 

シミの予防・対策に効果のある栄養素って?

シミに効く代表的な栄養素として、ビタミンACE (ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)があげられます。

ビタミンA

加齢や疲労、ストレス等の原因でターンオーバーが低下してしまうと、細胞が剥がれずメラニン色素がそのままシミになってしまいます。ビタミンAには、肌を活性化させターンオーバーを正常化させる働きがあります。ターンオーバーが正常化されてくると、肌の中で新しい細胞が次々と生成されるため、肌表面のシミや古い角質細胞が次々と剥がれおちていくため、シミの蓄積を抑えてくれるのです。

ビタミンC

ビタミンCにはメラニンの生成を抑え、シミを予防する働きがあります。

上記に表皮の基底層にあるメラノサイトでメラニン色素が作られることを記しましたが、もう少し細かくお伝えすると、最初に「チロシン」というアミノ酸が発生し、それが「チロシナーゼ」という酵素によってメラニン色素になり、それが定着する事でシミになります。

ビタミンCはこの「チロシナーゼ」の働きを抑える働きがあるため、メラニン色素の生成を防いでくれます。また、排出されないメラニン色素そのものを、普通の色素に戻す還元効果(できてしまったシミを薄くさせたり消したりする効果)もあります。

ビタミンE

ビタミンEは血行をよくして代謝を整える働きがあるので、メラニンが沈着してシミになるのを防ぐ効果があります

また、ビタミンEはビタミンCと相性が良いことで知られています。

ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、体に留まりながら働いていますが、働き続けると疲れて効力を失ってしまいます。そこで、相性の良いビタミンCを一緒に摂取することで、疲れたビタミンEが回復し、効率よく効力を発揮する事ができるのです。

 

その他にも、シミに効く栄養素として、「リコピン」「セラミド」「L-システイン」「エラグ酸」「亜鉛」「ポリフェノール」「オメガ3脂肪酸」といったものがあげられます。

それでは具体的にどんな食べ物をたべれば、これらの栄養素を摂取できるのかを以下に詳しく紹介していこうと思います。

 

シミに効く食べ物15選!普段の食事にこれをプラスしよう。

① トマト

トマトには、ビタミンCやビタミンEに加えリコピンも多く含まれています。リコピンは、カロテノイド(天然色素)の一種で、スイカ、ピンクグレープフルーツ等にも含まれています。リコピンには、シミに効く「抗酸化作用」があります。

「抗酸化作用」とは、「活性酸素」の働きを抑えてくれることです。

「活性酸素」とは紫外線、大気汚染、喫煙などによって、体内にある酸素が変質することで、体内に侵入したウイルスや細菌を退治する働きがあります。しかし、必要以上に増えてしまうと、健康な細胞まで酸化させてしまいます。

つまり、細胞が「活性酸素」の攻撃を受けることで、シミやシワなどの老化を促してしまうのです。その「活性酸素」の働きを抑えてくれるのが、リコピンの持つ「抗酸化作用」なのです。

また、トマトに含まれているβ-カロテンもリコピンと同じくカロテノイドの一種の栄養素です。β-カロテンも抗酸化作用を持っており、肌を健康に保ったり、ターンオーバーを促進する働きがあるため、シミ対策に大切な栄養素です。

 

② にんじん

にんじんは緑黄色野菜の王様と言われるほどに栄養成分が豊富な野菜で、代表的なβカロテンの他にもビタミン類やミネラル類がバランス良く含まれています。

上記にも記したように、βカロテンはシミ・しわなどの肌の老化を防ぐ効果のほかにも、体内でビタミンAに変わるため、皮膚や粘膜を健康に保ち、肌の修復効果もあります。

にんじんには、他にもアスコルビナーゼという酵素が含まれていますが、ビタミンCを壊してしまう厄介な働きがあります。アスコルビナーゼを抑制しながらにんじんの他の栄養成分を摂取するには、油を使って加熱調理をしたり、レモンや酢のドレッシングを加えたりするとビタミンCを壊す働きを抑えることが出来ます。

 

③ ブロッコリー

ブロッコリーはビタミンCが非常に豊富で果物や他の野菜に比べても多く含まれており(100gあたり120㎎・キウイが100g約70㎎、レモンが100㎎)、美肌効果がある食材と言われています。また、ビタミンK、Eも豊富に含まれています。ブロッコリーは緑黄色野菜のなかでも、栄養豊かな野菜のひとつです。

 

④ ほうれん草

ほうれん草はビタミン類、ミネラルなど非常に栄養価が高く、総合栄養野菜と呼ばれるほど栄養豊富な緑黄色野菜です。特に、ほうれん草は鉄分が多いことで知られていますが、牛レバーと同じくらいの鉄分が含まれてます。他にもシミ対策に必要なビタミンCやβカロテンも多く、シミ対策には欠かせない野菜です。

また、旬の寒い時期に収穫されるほうれん草は、夏場に出回るほうれん草と比べて、よりたくさんの栄養素が含まれています(100gあたりのビタミンCの含有量は夏10㎎に対し冬は30㎎)。今の時期に、積極的にたべるようにしましょう。

 

⑤ かぼちゃ

カボチャも代表的な緑黄色野菜でβカロテン、ビタミンB群を多く含んでいます。特に西洋カボチャはビタミンC、ビタミンEも豊富で、βカロテンはほうれん草と同じくらい含まれています。また、カボチャには食物繊維も多く含まれているため、腸内環境を改善し、便秘解消にも役立ちます。

 

⑥ 大豆

大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれていますが、シミ対策に効果的なのが、「大豆イソフラボン」と「サポニン」です。

「大豆イソフラボン」は、メラニン色素の生成を抑えてくれるだけでなく、カルシウムが骨から溶け出すのを防いでくれたり、コラーゲンの代謝を活発にしてくれるため肌を潤す効果があります。「サポニン」は抗ウイルス作用があるので、感染が原因の病気を防いだり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる効果もあります。このイソフラボンとサポニンはどちらもポリフェノールの一種なので、活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。

 

⑦ マグロ

マグロは、DHA(頭の働きを良くする)、EPA(成人病を予防する)、タウリン(動脈硬化を防ぐ)、鉄分、タンパク質、ビタミン、ミネラル等の栄養素を豊富に含んだ健康食です。特に、シミに効果的なのは「メチオニン」、「シスチン」などのアミノ酸です。

「シスチン」とは2つの「システイン」が結合したものです。「システイン」とは人の身体を構成するアミノ酸のひとつで「L-システイン」と「D-システイン」があります。そのうちの「L-システイン」は、シミ・そばかす、肌荒れなどを守る上で欠かすことのできない成分です。

「L-システイン」にはターンオーバーの正常化、体の代謝のサポート、抗酸化作用などの効果があり、体の内側からシミ・肌荒れなどの肌トラブルを改善し、全身倦怠(疲れ・だるさ)を軽減してくれる成分です。マグロの他に「メチオニン」が含まれる食材として、鶏肉・豚肉・牛肉・牛乳・チーズ・納豆・豆腐・しらす干しなどがあげられます。

 

⑧ 肉 (鶏肉・豚肉・牛肉)

肉類にはタンパク質をはじめ、ビタミンやコラーゲンなど毎日の健康と美容に欠かすことのできない栄養素がたっぷりと含まれています。肉類に含まれるタンパク質は身体の免疫力を保つだけでなく、肌のターンオーバーを正しくしてくれます。牛肉に含まれるタンパク質は良質な動物性タンパク質で、体内で合成できない必須アミノ酸を効率的にとることができます。

豚肉に豊富に含まれているビタミンB1には体内で糖質をエネルギーに変える働きがあるため、毎日の疲労回復や、肌荒れの対策にも効果的です。鶏肉には、シワやたるみを予防し、うるおいを与えてくれるコラーゲンがたっぷり含まれています。

また、⑦にも記したメチオニンも、魚介類だけでなく動物の肉にも多く含まれるアミノ酸なので、肉類にも 含有量が高い成分です。 牛肉、豚肉、鶏肉、どれも100グラム当たりでメチオニンが500mg程度含まれています。

 

⑨ 牡蠣

蠣肉には、良質なタンパク質、ビタミン類、亜鉛、銅などミネラル類、タウリン、糖質(特にグリコーゲン)などが含まれています。

特に、「亜鉛」には細胞分裂を活性化させる働きがあるので、肌のターンオーバーを高めてくれます。肌サイクルを正常にしてくれるので、シミだけでなく、毛穴の広がり、角質、ガサガサの肌など、あらゆる肌トラブルに効果があります。

 

⑩ 玄米

玄米には白米よりもビタミンEが6.5倍、ビタミンB1が5.13倍、ビタミンB2は2倍、ビタミンB6は3.75倍も多く含まれています。また玄米にもL-システインや食物繊維が豊富に含まれています。

 

⑪ 発酵食品

発酵食品といえば、納豆や味噌・漬物・塩辛・醤油・酢など「和」の伝統食として身近な食品です。発酵食品は、アミノ酸やビタミン類、植物性たんぱく質がバランスよく含まれているので、肌を健康に保つ働きがあります。

米の発酵過程でできる「コウジ酸」には、メラニン色素を抑える作用があります。味噌に含まれる「イソフラボン類」や「酒粕」には、メラニンを防ぐ働きがあります。納豆に含まれているねばねばの成分「ポリグルタミン酸」には、保湿効果を高める美肌効果があると言われています。健康効果がある食品として知られる発酵食品ですが、このように美容効果も絶大なのです。

 

⑫ 柿

柿にはどの品種にもペクチン、βカロテン、β-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピン、ビタミンCが多く含まれています。特に、ビタミンCは1日に必要な分を摂取してしまうほど多く含まれています(100gあたり70㎎・みかんは32㎎)

柿はシミ対策以外にも、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く健康食品として非常に優れている果物なのです。

 

⑬ いちご

いちごは、ビタミンCや有機酸(主にクエン酸、リンゴ酸)を豊富に含む果物です。ほかにもエラグ酸、 アントシアニン、ケルセチン、ケンフェロール、カテキンといったフラボノイドも含まれています。

特にシミに効果的なのが「エラグ酸」で、ザクロ、イチゴ、ラズベリー等に含まれる天然のポリフェノールの一種です。強い抗酸化作用があり、美白効果や糖尿病の予防、抗菌・抗ウイルスなど様々な効果があります。

 

⑭ バナナ

バナナには、でんぷん、ブドウ糖、果糖、ショ糖など、いろいろな糖質が含まれています。これらの糖質にはエネルギー補給を長時間持続する働きがあります。そのため、さまざまなスポーツ選手が試合前にバナナを食べることでも知られています。

ほかにも健康な皮膚を作るのに必要なカロテン、ビタミンB群やミネラル、食物繊維など、美肌効果の高い成分が豊富に含まれています。また、すじの部分には抗酸化作用のあるポリフェノールも多く含まれています。バナナは、エネルギーの補給だけでなく、シミ対策のためには欠かせない食べ物なのです

 

⑮ TV世界一受けたい授業で紹介された「シナモン」

TV番組「世界一受けたい授業」でシミに効く食べ物として紹介されたのが、シナモンです。

シナモンによるシミ対策の効果としては「毛細血管の修復・老化防止」があげられます。

毛細血管は、髪の毛よりも細い血管で全身の隅々に張り巡らされています。それにより、栄養や酸素が体の隅々まで行き届き細胞は活性化されます。活性化されることで、ターンオーバーが正常になりメラニンが排出されるのです。

しかし、毛細血管のはたらきが弱くなると肌のターンオーバーが崩れ、色素成分のメラニンが深部に残り、シミの原因になってしまいます。また、コラーゲンを作る力も衰えるため、肌の弾力がなくなりシワの原因にもなります。

それを防ぐためには、毛細血管を修復するTie2(タイツ-)を活性化させることが必要になります。Tie2とは毛細血管の内側の内皮細胞の受容体で、壁細胞から分泌される「アンジオポエチンー1」という成分を、受け取ることで活性化します。

シナモンには、この「アンジオポエチンー1」と同じ有効成分が含まれています。シナモンを摂取することで毛細血管が修復され、栄養や酸素が届けられるようになり、肌細胞が活性化されシミが改善されるのです。シナモンを1日わずか0.6gとるだけで十分賄えるので、トーストにかけたりミルクティに加えたりして積極的に摂取するようにしましょう。

 

男性におすすめ!外食、コンビニ飯ではこんなものを選ぼう!

男性の場合、仕事の忙しさや疲労などから外食やコンビニ飯が多くなってしまうかと思います。そんな時には、以下のものを選んでみましょう。

① 外食なら、レバニラ炒め

レバニラ炒めは栄養価が非常に高い料理です。レバーの中でも特に栄養価の高い豚レバーには、亜鉛、鉄分、葉酸、ビタミンA、ビタミンB2が非常に豊富に含まれています。また、メチオニン、トリプトファンといったアミノ酸や、レチノール、ビタミンAやビタミンB類、鉄分や良質なたんぱく質など美肌効果が期待できる栄養素も含まれているので、肌の新陳代謝を高めてくれます。

またニラには硫化アリルの一種であるアリシンが豊富です。このアリシンはニンニクや玉ねぎにも含まれる成分で殺菌作用があります。また、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど、豊富な栄養素も含まれています。

レバーやニラは栄養価が高く、体にによいだけでなく、美肌やシミにも効果がある食材なのです。

 

② 1品付け足すなら、かぼちゃの煮つけ

引用元:みんなの今日の料理 NHK

かぼちゃは煮物にしたりスープにしたりと普段の食事に取り入れやすい野菜です。

上記にも記したように、かぼちゃにはビタミンC、Eやβカロテン、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。特にかぼちゃの皮の部分には、果肉の5倍以上のβカロテンが含まれています。煮つけならば、皮ごと食べることができるのでおすすめの料理です。

 

③ コンビニ飯なら、とろーりチーズソーストマトグラタン

引用元:セブンイレブン

トマト、ブロッコリー、ブラックオリーブ、ロマネスコを伸びるチーズで焼き上げたグラタンです。ビタミンC・Eやリコピンも多く含まれているトマト、ビタミンC、βカロテンや葉酸が含まれているブロッコリーを一度に摂取することができます。

また、オリーブにもビタミンD・E、βカロテンカルシウム、ミネラルがバランスよく含まれています。なかでもミネラルは体内の血液の流れを良くする効果があるとされています。また、抗酸化成分豊富なポリフェノールも含まれています。さらに、ロマネスコも分類上はカリフラワーの仲間とされていて、ビタミンC、カリウムが豊富に含まれている野菜です。

※夏頃に収穫されるものをグリーンオリーブ、熟して黒くなった2月~3月に収穫されるものをブラックオリーブと言います。ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは実の熟成度だけで、木の種類や製造工程は同じです。

 

シミに効果的と言われるマクロビオティック食事法とは?

マクロビオティックとは「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術、学」の3つの言葉 からなっていてる古代ギリシャ語を語源とした「自然に即した命のあり方」という意味 です。

マクロビオティックでは、身土不二(暮らす土地の旬のものを食べる)と、一物全体(自然の恵を残さず丸ごといただく)という2つの原則があります。

また、マクロビオティックでは、すべてのものに「陰」と「陽」があるという考え方があります。陰性とは冷たいもの・水分の多いものなどを指し、陽性とは熱いもの・水分の少ないものなどを指します。マクロビオティックではこの陰性と陽性のバランスがとれた状態(中庸)を大切としています。

しかしながら、マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより「自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する」という方法なので、肉や魚、卵や乳製品の摂取をできるだけ避けなければなりません。そのため、動物性タンパク質などの栄養素が不足してしまうこともあり、かえって美容や健康を損なうことも否定できません

マクロビオティックを実践することでシミに効果があるとは言い切れないため、まずは無理のないよう、できるところから始めていきましょう。

 

逆に、シミや肌に良くない食べ物とは?

① カフェインの摂り過ぎ

カフェインは、もともと集まっているメラニン色素を拡散させ、シミの悪化や色素沈着を進行させる可能性があるといわれています。そのため、カフェインを長年摂取していると、加齢によるターンオーバーの低下とともに色素沈着が悪化して見えるようになる可能性があります。

カフェインの摂取によるターンオーバーの低下の理由として、質の良い睡眠がとれないという事があげられます。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っていますが、カフェインを日常的に摂取していることで、常に交感神経が活発になってしまい寝ている時(副交感神経が優位)も、質の良い睡眠がとれず、ターンオーバーが乱れてしまうのです。そのためにも、カフェインの摂取をできるだけ控えてシミの発生を抑えるようにしましょう。カフェインが多く含まれている飲み物として、コーヒー、ココアl、緑茶、紅茶、ウーロン茶などがあげられます。

 

② 砂糖や糖分の摂り過ぎ

砂糖は、白砂糖やグラニュー糖、三温糖、てんさい糖など種類も豊富でよく使われている甘味料です。しかし、これらの主成分である「しょ糖」が体内にたくさん取り込まれてしまうと、シミができやすい環境を作ってしまう活性酸素を発生させてしてしまいます

また、砂糖の摂り過ぎにより肌が糖化し、コラーゲンが劣化してシワやたるみを招いてしまうこともあります。砂糖の摂りすぎには注意が必要ですが、完全に絶つのではなく、量をセーブする事で上手に摂取するようにしましょう。

 

③ アルコールの摂り過ぎ

お酒を飲みすぎると肝機能の低下につながり、血液の流れも悪くなるので、栄養素が行き届きにくくなり、肌へのターンオーバーを妨げてしまいます。また、お酒を飲むと、アルコールを分解するために体内で、水分とビタミンやミネラルが大量に消費されます。水分とビタミン、ミネラルは、ターンオーバーに欠かせないものなので、不足するとシミの原因になってしまいます。

お酒の飲み過ぎは、シミの他にも乾燥や脂性肌、ニキビなど様々な肌トラブルを引き起こす原因になりますので注意が必要です

 

④ ソラレンを含む食べ物 (朝限定)

ソラレンとは、紫外線に敏感に反応する成分のことで、ソラレンを多く含む食材を食べると、身体が紫外線を吸収しやすい状態になってしまいます。ソラレンを摂取してから2時間くらいが、紫外線を吸収するピークといわれていて、紫外線の吸収率は最大で7時間も続くと言われています。そのためにも、外出前の朝の時間帯にはソラニンの摂取を避けるようにしましょう。

ソラレンを多く含む食べ物はレモン、グレープフルーツ、オレンジ、キウイ、パセリ、セロリなどがあげられます。しかし、これらの食材には、ビタミンCも含め、肌のためにも欠かせない栄養素もたくさん含まれています。

ソラレンは絶対に摂取してはいけないということではなく、紫外線を浴びる前に食べてはいけないということなので、これらの食材は、なるべく夜に摂取するようにしましょう。

 

30代から始まる男のシミ!男のシミを作る原因とは?

① 日焼け

シミの主な原因は日焼け(紫外線)です。強い紫外線や長時間にわたり紫外線を浴びることでメラノサイトがダメージを受け、メラニン色素を過剰生産してシミになります。シミや肌の老化は年齢を重ねることでも進みますが、加齢による影響は2割程度で、太陽光線による影響が8割を占めるといわれています。

紫外線の照射量は、年間では7~8月がピークですが、4~5月にかけて急速に上がります。また、1日の中では、正午前から上がってきて、午後2時頃がピークになります。アウトドアでスポーツを楽しんだり、日中に外を歩く機会が多い人は、日焼け対策をするようにしましょう。

② 間違ったスキンケア

間違ったスキンケアがシミの原因になることもあります。例えば、洗顔でゴシゴシこすることで、肌の角質を傷つけてしまうこともありますし、洗い流す際の熱いお湯や、シャワーの水圧は肌にとって刺激になります。このように、過度な洗顔や髭剃りなどの刺激によって炎症が起こると、メラニンが生成されシミの原因になります。洗顔後も、タオルを顔に押し当てるようにし、こすらずにやさしく水気を取るようにしましょう。

③ 睡眠不足・不規則な生活

ターンオーバーの低下の理由として、「質の良い睡眠がとれないため」という事を記しましたが、他にも肌のターンオーバーの低下には成長ホルモンが大きく関わっています。

脳や体の疲労や肌の修復は、睡眠中に分泌される成長ホルモンが皮膚細胞の細胞分裂を促すことで再生します。ホルモンのバランスが崩れると、成長ホルモンがきちんと分泌されないだけでなく、エストロゲンの分泌も減少します。エストロゲンとは分泌されることによって肌に弾力を持たせたり、潤いを与えたりするホルモンのことです。

つまり、睡眠不足や不規則な生活により、睡眠のリズムが崩れるとターンオーバーが乱れて、肌にダメージを与えるだけでなく、ハリのない乾燥した肌になるおそれもあります。そのためにも、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。

④ タバコ

喫煙によるニコチンや一酸化炭素の影響で、血管が収縮して、肌に酸素が届きにくくなり、肌のターンオーバーが悪くなります。また、タバコを1本吸うと、約25~100mgのビタミンCが壊され、ビタミンC不足を招いてしまいます。禁煙することでシミなどの肌の状態や健康状態が格段に良くなることは間違いありません。肌の為だけでなく、健康でいるためにも、ぜひ禁煙を考えてみましょう。

⑤ ストレス

私たちは疲れやストレスを感じた際、体の中に活性酸素をたくさん発生させたり、自律神経のバランスが乱れます。すると、メラノサイトを刺激するホルモンが増加し、メラニンが多く生産され、シミができやすくなります。運動をしたり音楽を聴いて心身のリフレッシュをして、ストレスをためないようにしましょう。

 

男のシミ対策はこんなことも実践しよう!

① 正しいスキンケア (洗顔~保湿~日焼け止め)

前述したように洗顔をする際には、ゴシゴシ擦らず、しっかりと泡立ててからやさしく洗うようにしましょう。また、1日に何回も洗顔したり、スクラブ入りの洗顔フォームも肌に刺激を与えてしまうのでやめるようにしましょう。

顔を洗った後はしっかりと肌を保湿する事が大切です。肌が乾燥していると、外的刺激の影響を受けやすくなり、シミの原因につながります。保湿することによって肌を守る機能も保たれ、健康な状態を維持する事ができます。保湿する際には化粧水だけでなく、乳液やクリームを使用することで、水分を保持することができます。

保湿の後は、シミの原因となる紫外線を浴びないよう、日焼け止めをしっかりと塗ります。顔だけでなく、首、腕などシミのできやすい場所にも塗るようにしましょう。また、外出する際には、帽子を被ったり、シャツの襟を立てるだけでも、簡単な日焼け対策になります。

 

② 食事の改善 (今回紹介した食材を中心にバランスの取れた食事)

これまで紹介した栄養素やそれを多く含む食材を積極的に摂取しながら、バランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。野菜を食べる機会がないという方には、野菜ジュースがおすすめです。

野菜ジュースは野菜と同様に健康や美容にも効果がありますし、食前に飲むことで食べ過ぎを防ぐといった効果も期待できます。

 

食事の改善が難しいという場合は、シミに有効な成分を含むサプリメントを服用するのも効果的です。

関連記事シミに効くサプリメントおすすめランキング10選!男のシミ対策は体の内側から。

 

 

③ 睡眠をしっかりとる

前述したように、睡眠が不足するとターンオーバーが正常に行われずシミの原因になります。睡眠時間はしっかりととるようにましょう。

 

④ 運動の習慣を心掛ける

ウォーキング、水泳、ジョギングなどの運動の習慣を心がけるようにしましょう。これらの運動は、有酸素運動ですので、距離や速さよりも運動している時間に重点を置くようにしましょう。有酸素運動には体内の血行を良くし、体や肌の代謝を促進してくれる効果があります。

 

⑤ スキンケア化粧品を使ってみる

ビタミンCを肌の真皮まで浸透させるために改良したのものを「ビタミンC誘導体」といいます。ビタミンC誘導体はシミ、シワ、ニキビなどスキンケア全般に有効な成分です。

ビタミンC誘導体には、メラニン色素の生成の抑制、出来たシミを還元(薄く)する、 抗酸化作用がある・・等、シミや肌の老化を防止してくれる効果があります。

ビタミンC誘導体の化粧品の表示例としては、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)、3-O-グリセリルアスコルビン酸(3GA)などがあげられます。成分で見分けるのが難しい場合は、「医薬部外品(薬用)」と書いてあるものを選びましょう。

 

⑥ ピーリングを受けてみる

ピーリングとは皮をむくことを意味しています。ピーリングは肌表面の古い角質を除去することで新しい肌を露出させ、ターンオーバーを促進し、健康的な肌を作り出す方法です。シミの改善のほかにも、毛穴の黒ずみの改善、ニキビ・ニキビ跡の改善、シワの改善等も期待できます。

ピーリングには角質の剥がし方によって、化学的ピーリング(薬剤を肌に塗り、角質を溶かして除去する)物理的ピーリング(レーザーなどの物理的な力で角質を剥がす)の2種類の方法があります。

ピーリングは、自宅で行ことも可能ですが、皮膚科など医療機関では治療目的で濃度の高いピーリング剤を使用できるので、シミにも高いピーリング効果が期待できます。

 

⑦ 美容クリニックでレーザー治療する

レーザー治療とは、深部にあるシミの原因に直接レーザーを照射し、メラニン細胞を根本から破壊することでシミを消失させる治療法です。レーザーはメラニン色素に反応するため、他の正常な皮膚組織には、ほとんどダメージを与えません。

レーザー治療の料金は、シミのサイズやレーザー機器の種類によって異なりますし、基本的に保険も適用されません。また、シミの状況によって治療の回数も1回で終わる場合もあれば、数回の通院を要する場合もあります。クリニックでレーザー治療をする際には、事前に色々確認するようにしましょう。

 

男の頑固なシミを消す方法については、こちらでも詳しく紹介しています。

関連記事男の顔にできた茶色いシミを消す3つの方法!本格的なシミ対策を始めよう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

シミや肌によい栄養素や食材がお分かりいただけたかと思います。

しかし、よい食材が分かったとしても、なかなか日々の食生活に取り入れられないこともありますよね。

そんなときには、ゆっくりでいいので、自分に合った方法で、自分のペースではじめてみましょう。食事からアプローチしながら、体の中を改善するためには、無理にならないよう、継続することが大切なのです。

また、シミはホルモンバランスや自律神経の乱れも原因になりますので、しっかりと睡眠をとるなど規則正しい生活も心がけるようにしましょう。

 

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メンズクエスト編集長:アベル
2018年 日本健康マスター検定エキスパートコース合格

メンズクエスト編集長のアベルです。
体脂肪25%から9.6%までに肉体改造をしたことをきっかけに、その時に実践した食生活、筋トレのことなどの情報をまとめようと思ったのがきっかけでメンズクエストを立ち上げました。

もともと容姿や体型にコンプレックスがあり、カッコよくなりたいという気持ちが人一倍強く、女性にモテるにはどうすればいいかという事にとても敏感。現在は原宿に住みながら、「カッコイイ男」を目指すための、メンズ美容、ファッションや髪型についての最新情報を常にアンテナを張ってリサーチしています。

また、カッコよくなるには健康であってこそという考えから、2018年、日本健康マスター検定エキスパートコースを受験し、合格。食生活、運動、睡眠といった正しい健康に関する情報、知識を取得しました。最新の正しい健康情報を見極めて記事を監修しています。

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