実際に使った！人気のいびき対策グッズ12個をランキング形式で紹介！

いびきで彼女にフラれたり、出張先で同僚や先輩に迷惑をかけたり、パートナーとうまくいかず別々の部屋で寝ていたり･･･いびきをかく人にとって、寝ている時のいびきって深刻な問題ですよね。

そこでいびき対策のグッズをいろいろ探してみるものの、『どれがいい方法なのかわからない』と、迷ってしまってはいませんか？

実は、私もいびきに悩まされ色々なグッズを試した経緯があり、結果、いびき対策グッズにはかなり詳しくなってしまいました。使用してみて効果があったもの、、なかったものいろいろありましたので、ここでランキング形式で紹介していきます。ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。

第１位 ナステント

ナステントとは、テレビや雑誌でも話題のいびきや無呼吸対策のためのシリコン製の柔らかいチューブ状の一般医療機器です。

チューブを鼻から入れ、その先端は口蓋垂（のどちんこのあたり）まで到達します。挿入する事で、通り道・気道を確保し、空気を取り入れることができます。挿入中でも、飲み物はもちろん、食べ物もたべることも会話もする事ができます。サイズも120・125・130・135・140・145ｍｍまである6種類から選びことができるので、自分に合ったサイズを選ぶ事ができます。

ここまで聞いて、『えー？鼻に入れるの？』と思われるかもしれませんが、素材も非常に柔らかい素材(固さも２種類から選べます)でできていますので、小さな負担で症状を緩和することができます。

私も試してみましたが、意外とすんなり入りますし、痛みもほとんどありません。最初は、ちょっと抵抗がありましたし、違和感もありましたが、すぐに慣れました。なにせ、一般医療機器というくらいですから、いびきもそうですが、空気の通り道が閉じてしまって起こる『無呼吸』も回避することもできます。

実際、使用しましたがぐっすり寝むることができました。デメリットをあえて言うならば、使い捨てで、値段も高いということ。ですが、まずはこれで応急対処をしていきながらいびき改善のために生活習慣を見直していくと良いと思います。

２位 ブリーズライト

鼻の表面に張ることで、鼻腔を広げて呼吸をらくにする鼻腔拡張テープです。プラスチックバーの反発力で鼻孔（鼻腔の入り口）を広げてくれるので、鼻のとおりがよくなります。いびきはもちろんですが、花粉症などのアレルギーで花が詰まり気味の方にも良いと思います。

実際使用してみると、鼻の穴が広がって息もしやすく、鼻呼吸が楽になりました。事実、毎年、春は花粉症の鼻詰まりで困っていたのですが、鼻詰まりもなくなりぐっすり眠れるようになりました。息を吸い込みやすくなるためランニングのときに使用する方もいるようです。デメリットとしては、テープ系のアイテム全般に言えることですが、風呂上りにクリームなどを塗った後だと、剥がれやすくなる点でしょうか。

ブリーズライトのいびき解消効果については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事：ブリーズライトでいびき対策！使って効果がある人はこんな人。

３位　特許取得の横向き専用まくら「YOKONE」

理想の寝姿勢で睡眠をサポートする横向き専用の枕です。横向き寝で眠ることでいびきの改善の他に、肩こりやストレートネック(頸椎の生理的前湾角度30度以下の首の状態・正常な前湾角度は30～40度）の改善、快眠も期待できます。

そういう経緯もあり、最近では横向き専用の枕も増えてきているようです。その中でもYOKONEを選んでみました。使ってみた感じは、頭、首、肩、腕の四点をしっかりと支えてくれ、リラックスウレタンという素材がまたちょうどいい感じでした。効果はというと、肩こりはもちろん、いびきにも効果がありました。というのも、仰向け寝の場合、舌の付け根が重力で喉の奥に落ちて、気道を狭め、いびきにつながるので、横向きに寝た方が、気道を狭めることを予防できるんですね。今までのアイテムより、少々お値段は高いですが、一番簡単な寝具の変更というやり方でいびきを対策でき、なおかつ、肩こり対策にもなる枕です。

４位 ネルネル

ネルネルは、簡単に言うとくちびるにシールを張って口を開けないように寝むることができる、口閉じテープです。

口を閉じることでどういうメリットがあるかというと、知らず知らずに口を開けて寝てしまい、のどが乾いていたり、口がガラガラしていたりするのを防ぐことができます。のどを守ることもできるので風邪もひきにくくなります。口を閉じることで鼻呼吸を促してくれるので、いびき対策にもなります。値段も手ごろで買いやすいです。

口を閉じたまま寝むるのって、どうかなぁと思っていましたが、意外と平気でしたし、のどの痛みや口の中がカラカラしませんでした。知らず知らずのうちに口ってあいているものなんですね。

デメリットですが、いびき対策になるかどうかは個人差があるように思います。個人的な意見ですが、自分はいびきにはあまり効果がなかったような気がします。

５位　スノアゴン

スノアゴンは、首に巻いて寝ることで、下顎が下がらないように支えるいびき対策グッズです。下顎が下がらないということは、口が開かないので鼻呼吸を促してくれます。

私には、サイズが合わなかったのか、完全に口が閉じず、しかも首に巻くので夏は暑いし、慣れるまでは息苦しい感じがしました。ＹＯＫＯＮＥよりはリーズナブルですが、口閉じテープと比べると、割高です。さすがにテープよりは剥がれにくい(はずれにくい)ですが、首が固定されてしまいますし、寝心地もあまりよくないです。これも個人差があると思うので、ぴったり嵌ればいびきにも効果が得られるのではないでしょうか。ただ、使用して起きたときの口の中の渇きやのどの痛みは軽減されるので、その点ではよいアイテムだと思います。

６位 いびきくん

マウスピースなので、口のなかに装着するアイテムです。上下の奥歯にくっつけることで、口が開くのを防げます。前述したネルネルと同様に、口を閉じて寝ることで鼻呼吸を促してくれます。

睡眠時無呼吸症候群という病気があるのですが、その治療法でもマウスピース療法という方法もあるようです。この場合、医師の診断を受けた人でないと保険が効かないため、マウスピースを使うことで高額な治療になってしまい、かなりの負担になってしまうそうです。その点、いびき君はリーズナブルな値段で購入することができますし、歯科技工士が開発したものなので効果は高そうです。

私は使用したことがないのですが、無呼吸症候群で悩んでいた方に、使用した効果を聞いたところ、非常に深い眠りにつけたということでした。装着に関しては、最初はなかなか、コツがいるようですが、慣れれば平気だそうです。とはいえ、口の中に装着する・・ということなので、これも個人差がありそうですね。

７位 ビッキー(VICKY) セレブリーズ

こちらも、ネルネル同様、鼻呼吸口止めテープです。ネルネルよりも若干、粘着力が強い気がします。テープに使われている糊は、肌用に開発された、絆創膏にも使われている人体用の糊だそうです。繰り返しになりますが、口呼吸することで、口がカラカラ、のどの痛みはもちろん、雑菌やウイルスを体内に取り入れてしまう危険性があるので、鼻呼吸にしましょうというアイテムです。それによって、いびきも解消できるということですね。鼻呼吸の習慣を体に染みつかせるために、3週間欠かさず続けた方がよいようです。

個人的な意見ですが、こちらも私にはあまり効き目がありませんでした。私のいびきは口をふさいでも防げないようです・・・。

８位 ブレストレーナー

いびきくん同様、口の中に装着するマウスピースです。いびきくんは上下の奥歯にくっつける使用でしたが、こちらは、くちびると歯の間にはさみ、後ろにくっつている台みたいなものに舌を乗せるという仕組みです。そうすることで、口呼吸を防ぎ、鼻呼吸のトレーニングをサポートしてくれます。

これも、個人差があるようで、私は、口に入れた時に、違和感がありありでなかなか慣れず、朝起きるとはずれていたこともありました。口の形も、歯の形も人さまざまので、ぴたっと嵌れば効果があるように思います。

９位 イビキスト

3種類の天然オイル、ビタミンＥ配合天然オイルのスプレーです。口の中の奥のほうにスプレーすることで、口の奥をコーティングし、空気の流れをスムーズにします。口にスプレーをするといっても、薬ではなく、ビタミンＥが配合された栄養機能食品という位置づけです。

これも、個人的な意見ですが、実際に使ってみたところ、スプレーをした後はスっとしてきもちが良いですが、正直、いびき対策にはなりませんでした。あくまで、寝息をスムーズにする栄養機能食品なので、いびきを予防したり治したりするものではないのかなぁと感じました。いびきはともかく、ビタミンＥや3種のオイルが効いているのか、呼吸がスムーズになるので、のどの痛みや、渇きはなくなったように思います。

１０位 驚くほど鼻スッキリ O2アップ

驚くほど鼻スッキリＯ2アップは、左右の鼻の穴に装着することで、鼻の穴を広げて鼻呼吸をスムーズにするアイテムです。鼻から空気を取り入りやすくするという点では、前述したナステントに似ていますが、それほど長く、奥まで通すものではないので、そこまで空気の通りがスムーズになるわけではありません。

しかし、ナステントに比べ、リーズナブルだし、簡単に装着できる（鼻にはめる・ねじ込む）し、使い回しもできるので、お気軽にためしてみるのもよいのではないでしょうか。鼻の穴をに広げて通りをよくするので、いびき抑制以外にも、鼻呼吸を癖つけたい方や、鼻づまりで悩んでいる方、花粉症の方にもおすすめです。

１１位 ノゾヴェント

こちらも、鼻に装着して空気のとおりをスムーズにするアイテムです。ナステント、鼻すっきりＯ2アップ同様、鼻呼吸が楽になり、口を閉じて眠ることができます。使用材料は環境にも安全で燃焼すると水と酸素に分解されるという、米国食品医薬品局許可の医療用プラスチックでできています。そのプラスチックの両先端を小鼻入口部分に引っ掛けるように装着します。

プラスチックの弾力で鼻を広げるので、その弾力が失われるまでは繰り返し使用できる点はリーズナブルでよいし、確かに鼻呼吸も楽になるのですが、米国製なので、私の鼻にはちょっと大きすぎな感じがしました。鼻に入るには入るのですが、しばらく使用するとちょっと痛くなってきて、長時間装着ははきつい気がします。鼻の穴も人それぞれだし、慣れもあるので、一概には言えませんが、鼻すっきりＯ2アップの方が、日本人には使いやすいかなぁという気はします。ちなみにO2アップは日本製です。

１２位　ねむるん

ネルネル、セレブリーズ同様、鼻呼吸促進口閉じテープです。医療現場で使用している特殊シートを採用しているため、3種類のうちで、一番サイズも大きく、はがれにくです(私には)。値段も一番リーズナブルです。口閉じテープ系は、冬は空気が乾燥するので、いびき予防以外にも喉の痛みを防ぐのにも効果がありそうです。鼻呼吸を習慣づけるという点においては、口にテープを張り付けるだけなので、お手軽にできてよいかもしれませんね。3種類試してみて、自分に合ったものを探してみてはいかかでしょうか。

いびきを本格的に治したいなら、

いびき対策グッズをこれまで紹介してきましたが、効き目というのは個人差があり、いびき対策グッズを使えば100%治るというものでもありません。

また効果があったとしても、グッズを使わなければいびきが解消されないというのなら、一生それを使い続けなくてはなりませんので、根本的な解決にはなっていません。

もし本格的にいびきを治したいなら、生活習慣の改善を真剣に取り組みましょう。

肥満や疲労・ストレス、睡眠不足、お酒の飲みすぎ、鼻炎などが、いびきの原因になっている可能性が高いからです。そうやって体の内面からいびきをかかない体にしていくことで、いびきの根本的な解消につながるのです。

そして体の内面からいびきを解消してくれるのに有効なのが、サプリメントです。いびきの原因になる舌や喉を支える筋肉をサポートしてくれる成分が含まれる「いびき防止サプリメント」というのが、今いびき対策の主流になろうとしています。

関連記事：いびき防止サプリ人気ランキングBEST5！口コミや効果の高いモノを厳選。

まとめ

いかかでしたか。いびき対策グッズ、自分なりに使用した感想を交え、いろいろご紹介してみました。少しでもご参考になればうれしく思います。

いびきによって他人に迷惑をかけることはもちろん、良い睡眠を妨げられることで、日中の眠気やだるさ、将来的には高血圧や糖尿病などの病気を引き起こす可能性もあります。いびき予防をして健康で良質な睡眠ができるよう、いろいろなグッズを試してみてはいかがでしょう。