メンズボディソープおすすめランキング8選!肌質、年齢に合ったボディソープの賢い選び方も紹介。
ボディソープを選ぶ際に、何となくパッケージを見て選んではいませんか?
実は、ボディソープは自分の肌に合ったものを選ばなければ、肌に不調をきたすなどのデメリットがあります。
この記事では、肌質、年齢に合ったボディソープを選ぶ基準おすすめ商品、実際に人気のボディソープをランキング形式で紹介していくので、読んだあとは自分に合ったボディソープを選べるようになっています。
Contents
肌の悩みとボディソープの関係は?
自分に合ったボディソープを選ぶ前に、押さえておかなければならないポイントがあります。
それは、ボディソープの基本的な役割と、肌トラブルの関係です。これらのポイントを理解しておくことで、より適切な選び方ができます。
ボディソープの役割とは
ボディソープの基本的な役割は「洗浄」です。特に、背中や足の裏といった汗をかきやすい箇所は皮脂や汗の汚れが溜まりやすくなっています。これらの汚れは水だけでは落としづらいため、ある程度の洗浄力を持ったボディソープが必要になります。
他にも、ボディソープによっては乾燥した肌の水分や脂分を補って、潤いを保つ役割を持った種類があったり、体臭を抑えることができる防臭成分が入った種類も存在します。
また、体についた汗や皮脂によって生じる臭いを抑え、体に香りをまとわせる役割を持ったボディソープも販売されています。
よくある肌トラブルと原因とは
ボディソープを使って体を洗うことで、肌の状態(乾燥肌やアトピー)によっては悪影響を及ぼすリスクもあります。
ここからは、よくある肌トラブルとボディソープで体を洗うことによる影響に関して説明していきます。
① 乾燥
そもそも肌が乾燥する原因には、間違ったスキンケアにより肌の保湿力を弱めてしまうケースや、角質層に備わっている保湿機能を低下させる生活習慣(エアコンや睡眠不足等)が挙げられます。特に、間違ったスキンケアに関しては、少しでも肌の状態を良くしようと様々なスキンケア用品を使用し、より乾燥肌が悪化するケースもあるため注意しましょう。
そして、乾燥肌の方が洗浄力の強いボディソープで体を洗ってしまうと、肌に必要な皮脂や脂まで落としてしまい、より乾燥肌を悪化させる恐れがあります。さらに、ボディソープで体を洗う際、ゴシゴシと強く洗いすぎてしまうことで肌を傷つけ、他の肌トラブルを招くこともあるので注意が必要です。
② あせも・アトピーなどの皮膚疾患
あせもやアトピー等皮膚疾患の原因として、胃腸機能が弱ることで引き起こされる肌のバリア機能低下が挙げられます。上手く胃腸から食べ物の栄養が取れなくなると、肌が栄養不足になり代謝も不足し始めます。代謝が上手く働かないことで、外部の刺激から肌を守るためのバリア機能が低下しやすくなります。すると、外部からのちょっとした刺激でも炎症が起きたり、アレルゲンが侵入しやすくなってしまいます。このような炎症やアレルゲンの侵入により、あせもやアトピーが引き起こされます。
そして、このような皮膚疾患がある場合、体に合わないボディソープ(刺激や洗浄力の強いもの等)を使用すると、症状を悪化させる恐れがあります。
③ 体臭
皮膚には毎日の代謝で発生する皮脂や、体温の上昇により発生する汗等が付着しています。他にも、様々な種類の雑菌も皮膚に付着しており、中には皮膚を守ってくれる役割のある雑菌も存在します。
皮脂と汗は分泌した時点ではほぼ無臭となっていますが、時間が経過するにつれ雑菌の作用で皮脂・汗に含まれているタンパク質やアミノ酸といった成分が酸化・分解を始めます。すると、嫌な臭いの揮発性成分というガスが発生し、これが体臭となっていきます。
この体臭が付いている状態で、香りの強いボディソープを使用すると、嫌な臭いの体臭との相乗効果で余計に臭いが不快になってしまう恐れがあります。ボディソープを使う際は、臭いについても注意が必要です。
こういった肌トラブルを避けるためにも、メンズボディソープは賢く選ばなければなりません。次では、人気のメンズボディソープを紹介していくので、商品の特徴やおすすめポイントなども参考にしてみてください。
人気のメンズボディソープおすすめランキングを紹介。
ここからは、人気のボディソープをランキング形式で紹介していきます。
紹介するランキングはボディソープの価格や、それぞれの特徴などを踏まえて判断したものです。通販、市販品含め、総合的な人気順で掲載しております。効果・効能に関して謳っているものではないので注意してください。
1位 クリアネオボディソープ
まず第1位のボディソープは、モンドセレクションを二年連続で受賞している「クリアネオボディソープ」です。
このボディソープの価格は定期便で2,480円(税込)+送料660円となっています。ちなみに、定期便はいつでも停止可能です。また、このボディソープを販売しているメーカーでは、定期便を利用していれば実際に使用した後でも、合わないと感じた場合は返金対応が可能となっています。注意点として、この対応は初回注文時のみです。他にも、都度購入の場合は30日間の保証期間が付いてくるため、この期間内であれば返金されます。
そして、ボディソープに香りや色を付ける香料や着色料の他、洗浄力に関係してくる石油系界面活性剤や鉱物油、パラベンといった成分が無添加となっています。成分に関して疑問や不安がある場合は、スキンケアアドバイザーが相談に乗ってくれるサービスもあります。このアドバイザーは肌の悩みや体臭に関しても相談に乗ってもらうことができます。
2位 プレミアムボディソープデオラ
第2位は、楽天ランキング石鹸・ボディソープ(男性)部門1位(2018年実績)の「プレミアムボディソープデオラ」です。このボディソープの価格は 3,582円 (税込)となっています。
消臭効果を発揮してくれる「柿タンニン」、雑菌の繁殖やアンモニアのニオイを抑える効果がある「ミョウバン」により、体臭と雑菌の繁殖抑制に使えます。
そして、大きな特徴として、女性から多くの支持を受けているメンズ香水「プレミアムパヒューム ジーノストーリア」の香りが含まれます。
しっかり洗浄、体臭予防をして、男らしい香りを身にまとうことができます。
3位 DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ
第3位は化粧品やサプリメント等で定評のある「DHC MENシリーズ」の「DHC MEN オールインワン ディープクレンジングウォッシュ」です。このボディソープは髪や頭皮、顔、体まで全ての箇所を洗える洗浄料となっています。さらに、着色料なしで天然成分配合、パラベンフリー・シリコンフリーです。また、オレンジ・レモン・ライムといった天然エッセンシャルオイルを調香した、アロマティックシトラスの香りが配合されています。
価格は定価で1,600円(税別)となります。
4位 アックス ボディソープ ブラック
第4位は、男性化粧品ブランド売上No.1のAXEシリーズのボディソープ「アックス ボディソープ ブラック」です。
さっぱりの泡と、クールマリンのさりげない香りが特徴となっています。
また、内容量は480gで、価格は購入先により異なりますが、650円~(送料別)とリーズナブルな価格帯で人気の商品です。
5位 MARO 全身用 ボディソープ
第5位は、ハーブシトラスの爽やかな香りが特徴の「MARO 全身用 ボディソープ」です。このボディソープは専用の泡立てネットなしでも、手だけで濃密な泡を作ることができるため、泡を使って肌に優しく洗うことができます。さらに、肌に優しく、影響の少ない100%植物由来の洗浄成分なので、体だけでなく顔も洗えます。
価格は1,000円以下とリーズナブルで、詰め替えタイプや小さなポータブルタイプも販売されています。内容量は450mlです。
メンズボディソープの種類と特徴 & 悩み別おすすめボディソープ
ボディソープには様々な種類があり、乾燥肌対策のための保湿成分が含まれるタイプや消臭効果のあるタイプなど、それぞれに持っている機能が異なります。
ここからはボディソープの種類と、それぞれの特徴について説明していくとともに、肌の悩み別におすすめのボディソープも紹介していきます。
乾燥が気になる人向けのボディソープ
乾燥を防ぎ、保湿効果をもたらすには、シアバターや馬油、オリーブオイルなどが入ったボディソープを使うと効果的です。
例えば、シアバターには複数の脂肪酸が含まれており、これらは人間の皮膚と似た成分になっているため、肌に馴染みやすくなっています。さらに、肌へ長時間付着し保湿する効果もあることで、乾燥から肌を守る効果に期待できます。
他にも、セラミドやホホバオイルといった成分が含まれるボディソープもあります。セラミドは細胞と細胞の隙間を埋め水分を保つことで乾燥を防ぎ、ホホバオイルは肌を保湿しつつもハリやツヤを与えます。
これらの成分が含まれるボディソープを使うことにより、洗浄しつつ肌に適度な脂分・水分を残すことができます。
乾燥肌のメンズにおすすめのボディソープなのが、キュレル ボディウォッシュです。
素肌に大切な潤い成分セラミドを守りながら、汗や汚れをすっきり洗い落とします。弱酸性で肌に負担をかけにくく、きめ細やかな泡で肌荒れも防いでくれるボディソープです。
臭いが気になる人向けのボディソープ
男性向けのボディソープには、加齢臭やワキガといった臭いに対策するためのボディソープがいくつか販売されています。このようなボディソープには炭や柿渋(柿タンニン)、銀イオン、茶葉エキスといった、臭いに有効的な成分が含まれていることが多い傾向にあります。
炭には臭いの元となる成分を吸着する性質があるため、加齢臭の元となる成分を吸着したままボディソープで洗い流すことができます。さらに、柿渋と銀イオンには防菌・殺菌効果があるため臭いを発生させる雑菌を除去し消臭する効果があります。そして、茶葉エキスは臭いの元となる雑菌の繁殖を防ぐ効果の他、臭いの元となる成分を吸収し消臭する効果にも期待できます。
体臭やワキガが気になるメンズにおすすめのボディソープなのが、デオシーク ボディソープです。
体臭、加齢臭、ワキガなど様々な男のニオイにアプローチしてくれるボディソープです。抗菌と殺菌作用がある有効成分は、殺菌率99.9%の実験データを証明していて、ニオイの元となる雑菌を徹底除去してくれます。また、天然保湿成分も配合しているので、しっかりニオイの元を落としながら肌に潤いも与えてくれます。
効果が認められた薬用ボディソープ
一般的にコンビニやスーパー等で販売されているボディソープは基本的に化粧品扱いですが、中には医学的に効果が認められた薬用ボディソープもあります。
具体的には、ニキビの炎症を抑える効果がある薬用ボディソープが挙げられます。このボディソープにはニキビが発生する原因となる雑菌が繁殖するのを防ぐイソプロピルメチルフェノール(殺菌)という成分や、ニキビによって発生する炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムといった成分が含まれています。
また、肌トラブルの一つであるかゆみを抑える薬用ボディソープもあります。これにはかゆみを軽減させる塩酸ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン成分)という成分が含まれています。
ニキビ肌に悩むメンズにおすすめのボディソープなのが、ユースキンルドー 薬用アクネウォッシュです。
顔から体全身のニキビ、肌荒れなどにアプローチするボディソープです。消炎成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが、ニキビの原因アクネ菌を抑制してニキビ予防、対策に有効です。また無香料、無着色で低刺激性で、敏感肌の方でもお使いできます。
パラベンフリーなど低刺激で優しいボディソープ
ボディソープの中には、界面活性剤や防腐剤(パラベン)、香料などの肌に影響を及ぼす成分が使われていない低刺激タイプの種類もあります。
界面活性剤は洗浄という役割において優れた成分ですが、必要以上に洗浄してしまうため肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌トラブルに繋がる恐れがあります。防腐剤(パラベン)は広い範囲の微生物に対して有効的で、抗菌作用が働きます。しかし、肌への刺激が強いため人によっては肌トラブルを起こす可能性があります。最後の香料は、主にボディソープに使われる素材の臭いを消すために使用されています。ところが、何かしらのアレルギーを持っている場合、肌が香料に反応して肌トラブルを引き起こすケースがあります。
敏感肌、アトピーやアレルギーといった肌トラブルをかかえている方におすすめなのが、人気ランキング第1位でも紹介した、クリアネオボディソープです。
香料や着色料の他、石油系界面活性剤、鉱物油、パラベンといった成分が無添加となっているにも関わらず、洗浄力はしっかり働き、体臭や加齢臭、汗、ワキガ臭までをしっかり抑制してくれます。また、無期限の全額返金保証も付いているので、通販での購入が初めての方でも安心して試すことができます。
市販とオンライン販売のボディソープには違いがあるの?
ドラッグストアや薬局で市販され、手軽に購入できるボディソープもあれば、店舗ではなかなか見かけないオンライン販売の商品も存在します。ここではこれらのボディソープにどのような違いや特徴があるのかを紹介していきます。
まず、市販されているボディソープは、商品の種類が豊富で、好みの種類が選びやすいという特徴があります。しかし、洗浄力や保湿力といった成分に関しては、表示を見るだけではわかりづらくなっています。そして、男性用の商品にはメントールなど、使った後の爽快感を重要視したものも多い傾向にあります。また、商品説明がパッケージのみなので、自分の肌に合うかどうかが判断しづらくなっています。
オンライン販売のボディソープは商品ごとに特徴がある他、それぞれの紹介ページに含まれる成分に関する詳しい情報や口コミ等があります。そのため、自分の肌に合っているかどうかが判断しやすいという特徴を持っています。
また市販で並ばれているボディソープに比べ、オンライン通販の商品は、販売経費にかかる費用が抑えられるため、配合成分や品質向上にお金をかけることができるため、市販品よりも良い商品が多く揃っています。
年齢・肌質別!ボディソープの選び方
ボディソープを選ぶときは、肌トラブルを防ぐためにも自分の肌質に合っているかどうかを知る必要があります。そのため、この段落では年齢ごとの肌の特徴や、肌質に合わせたボディソープの選び方等の情報を紹介します。
① 年齢別のボディソープの選び方
年齢を重ねるごとに、肌の皮脂量や乾燥具合、体臭といった肌の特徴が変わっていきます。ボディソープもこれらに合わせて選ぶことが大切です。そのため、ここからは年齢ごとの肌に合ったボディソープの選び方を解説します。
10代~20代
10~20代の男性の肌は成長期にあたり、男性ホルモンの分泌量が多くなる年代です。新陳代謝も活発なので、1日に出る汗の量や皮脂の汚れが多くなっています。さらに、同年代の女性と比べても、男性の場合は皮脂量が多いと言われます。過剰に分泌された皮脂により毛穴が詰まると、体にも顔と同様ニキビのようなものができやすくなってしまいます。このような肌トラブルを招かないためにも、ボディソープを使ってしっかりと皮脂を落とせるように洗う必要があります。
そのため、10~20代の方の場合は、余分な皮脂を落とすことができる洗浄力のあるボディソープや、雑菌を除去するための殺菌作用のあるボディソープが適しています。
20代~30代
20~30代にかけては、肌の老化が始まります。老化が始まることで肌の新陳代謝は低下するので、余分に分泌される皮脂は減少します。皮脂が減少することでべたつく肌が特徴のオイリー肌が解消されるケースがあります。しかし、皮脂量が減少することで、肌が乾燥しがちになり乾燥肌を引き起こすケースが存在します。乾燥することで、肌の角質が厚くなり、様々な肌トラブル(大人ニキビや毛穴の黒ずみ等)を引き起こす恐れがあります。
そのため、ボディソープを選ぶ際は必要な皮脂を落としすぎないように、洗浄力が強すぎない種類が適しています。さらに、肌の乾燥を防ぐためにも保湿性の高い種類のボディソープを選ぶようにしましょう。
30代以降
30代以降の場合は、人により加齢臭が出始める年代です。さらに、加齢臭に加えてミドル脂臭というのも発生し始めます。このミドル脂臭は、加齢臭の原因物質よりも匂いが広がりやすいという特徴があります。そして、他の臭いを増強してしまうこともあるため、加齢臭とともに対策が必要な臭いとなっています。
臭いは人の印象を決めるほど大切なポイントの一つになります。そのため、ボディソープで体を洗い、臭いの元となる成分を落とすことは重要です。臭いを対策できるボディソープの種類としては、臭いの発生原因となる菌が繁殖しないための抗菌作用や、嫌な臭いの発生を抑えるための防臭成分が含まれた種類を選ぶようにしましょう。
② 肌質別のボディソープの選び方
肌質には乾燥肌や敏感肌、オイリー肌といった種類が存在します。ボディソープを選ぶときは、これらの肌質に対応した成分が含まれるものを選ぶことが大切です。
ここからは肌質別のボディソープの選び方について説明します。
敏感肌・肌疾患がある人
敏感肌や肌疾患を抱えている方は、それぞれの症状に適した薬用ボディソープを選ぶようにしましょう。選ぶ際の注意点として、界面活性剤などの肌に不要な刺激を与える可能性が入っている成分が入っていないものを選ぶ必要があります。界面活性剤の入っているボディソープを使うことで、汚れを落とすことはできますが、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、必要以上の刺激を与えてしまいます。
さらに、メントールなどの刺激成分が入っていないものを選ぶことも大切です。強い刺激のあるボディソープは敏感肌・肌疾患がある状態で使用すると、その刺激の強さから炎症を起こしてしまったり、他の肌トラブルを招いてしまう可能性がります。
乾燥肌の人
乾燥肌の人は、洗浄力が強すぎず、保湿成分が含まれたボディソープを選ぶことが大切です。乾燥肌は肌に必要な皮脂や水分等が足りていない状態です。そのため、洗浄力が強いボディソープを使用すると、必要な皮脂・水分まで落としてしまい、より乾燥を招いてしまいます。さらに、肌に必要な脂分や水分が不足すると、肌は不足した分を補おうと過剰に皮脂を分泌し始めます。すると、本来は乾燥しているはずなのに、ベタついた状態のオイリー肌になってしまうケースがあります。
肌に付着した汚れや不要な脂分をある程度落としつつ、過剰な皮脂の分泌を抑えるために肌に潤いを与え、保湿ができるようなボディソープ選びを心がけましょう。
汗っかき・肌がベタつく人
汗っかきや肌が常にベタつくタイプの人は、皮脂の分泌量が多い・新陳代謝が高い状態です。そのため、ボディソープを選ぶときは最低限の脂分は残しつつ、しっかりと不要な汚れを落とすことができる、ある程度洗浄力が強いタイプを選ぶようにしましょう。必要な脂分を落としすぎると、逆に乾燥肌になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
また、皮脂が過剰に分泌されていると肌の雑菌が繁殖しやすく、炎症などの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。さらに、雑菌が繁殖すると、ニキビのようなデキものも発生しやすくなります。このようなトラブルを防ぐためにも、菌を除去できる殺菌作用があるボディソープを選ぶことも大切です。
正しいボディソープの使い方・洗い方
価格の高いボディソープや、体に良い成分が入っているとされるボディソープを選んだとしても、洗い方が正しくなければ肌へのダメージを与えることになりかねません。
ここからはボディソープを使った正しい洗い方を紹介します。
① しっかりと泡立てる
体を洗う際は、まずボディソープをタオルや手のひらの上でしっかり泡立てることから始めましょう。ボディソープの原液をそのまま体に塗って洗うことがないように注意します。
しっかりと泡立てることで、手と肌の間に泡のクッションが挟まります。すると、泡で洗っているため、肌に負担をかけることなく洗うことができます。さらに、キメの細かい泡にしておくことで、毛穴の奥に隠れた汚れまで落とす効果に期待できます。泡立てずに原液をそのまま使ってしまうと、肌表面にある汗や脂分のみを落とすことしかできません。汚れをきれいに落として余計な肌トラブルや体臭を防ぐためにも、泡立てることは常に意識するようにしましょう。
② ナイロンタオルやブラシは使わず手で洗う
体を洗うときに、ナイロンタオルやブラシなどのグッズを使う人もいるかもしれませんが、これらでこすってしまうと肌を傷つけることに繋がり、肌トラブルを招く恐れがあります。タオルやブラシでこすらなくても、洗い方次第で体の汚れは十分に落とすことができます。
まずは、できるだけ肌に負担をかけないために、手や柔らかい素材のもので洗います。柔らかい素材としては、綿(コットン)や絹などがあります。そして、直接肌には触らないようにして、泡を使って洗うことをイメージしましょう。直接肌に触れながら洗ってしまうと、肌に摩擦が起きてしまうケースがあります。特に、乾燥肌の方や敏感肌の方は、なるべく刺激を避けるためにも、直接肌を触ってゴシゴシと洗うことは避けることが大切です。また、マッサージするように手を動かすと、より汚れが落ちることに期待できます。
③ 汚れが溜まりやすい場所はしっかり洗う
体の部位の中でも、脇や首周りの他、膝裏・肘裏・股などの箇所は皮脂の分泌量が多く、汗や汚れも多くなっているため、入念に洗う必要があります。皮脂や汗は夏場の暑い時期でなくとも分泌されているため、季節関係なしにしっかり洗うようにしましょう。
特に、これらの箇所は年齢を重ねることで発生する加齢臭の原因となっているノネナールという成分が発生しやすい箇所です。さらに、加齢臭と同様に皮脂が原因で発生する臭いがミドル脂臭です。この臭いは首の後ろから発生しやすくなっています。そのため、自分では臭いや汚れに気づきづらく、洗い忘れが多い箇所でもあります。加齢臭とミドル脂臭が気になりだしたときは、これらの箇所を重点的に洗うようにしましょう。
注意点として、これらの箇所も強い力でゴシゴシと洗うのは避けることが大切です。肌の健康に必要な皮脂を落としすぎて、体が不足していると感じることで余計な皮脂を分泌させ、これらの臭いがより強力になる恐れがあります。体を洗う際のポイントは、汚れを落としつつ、必要な皮脂を落とさないことです。
自分の肌に合ったボディソープで優しく洗って健やかボディを目指そう!
毎日体を洗うためのボディソープは自分の肌に合ったものを選ぶようにします。肌に合わないボディソープは上手く汚れが落ちない他、肌トラブルを引き起こす原因になります。
さらに、ゴシゴシ洗わず優しく洗う、ということも忘れてはいけません。強い力で体をゴシゴシ洗うと、皮脂を落としすぎて後から過剰な皮脂の分泌が起こる可能性があります。さらに、肌に傷が付き、乾燥肌や敏感肌の方の場合は炎症を起こすかもしれません。
ボディソープ選びに加えて、ボディソープを使った体の洗い方にも注意し、健やかなボディを目指しましょう。