精力剤に含まれる代表的な原材料・成分20選!特徴や効果についてまとめました。
精力剤を飲めば元気を取り戻せる、そんな期待を込めて、ここぞという時に試してみたい男性は多いはずです。
でも、精力剤にはどんな成分が入っていて、それぞれどんな効能が期待できるのか、ということまでは知らないことが多いです。
そこで今回は、精力剤に含まれる代表的な成分について、特徴や効果についてまとめてみました。
精力剤を選ぶ際は、成分表もチェックするようにしてみてください。
Contents
精力剤に含まれる代表的な原材料・成分20選!
ここでは精力剤に含まれる原材料や成分について、それぞれの効果や特徴についてまとめてみました。
① マカ
画像引用元:http://amazonruby.com.pe/maca/
マカは、南米ペルーのアンデス山脈に自生する植物の一種です。マカは別名でアンデス人参や天然のバイアグラなどと呼ばれ、精力アップの効果だけではなく健康に良い事で広く知られています。
マカにはアミノ酸、ミネラル、リノレン酸、パルミチン酸、オレイン酸などの脂質が含まれていて、非常に栄養価の高い植物なので、たとえば滋養強壮や精力増強のほか、更年期障害の症状の改善、肌の老化防止にも効果があるといわれています。
EDの改善効果や性欲増進作用についての研究結果では、12週間マカを摂取し続けたことにより性欲が改善されることを示唆する報告が上がっています。
② クラチャイダム
クラチャイダムは、他のショウガ科の植物と同様に、土の中に根茎があり、葉は地上に生えていて、見た目は一般的なショウガと似ています。
タイでは1000年前から栽培されていたというほど長い歴史のある植物です。
クラチャイダムの成分として有名なのが、11種類のフラボノイドです。
フラボノイドには抗酸化作用があり、これらのフラボノイドが健康増進に寄与しているとされています。
クラチャイダムにはフラボノイド以外にも、アルギニンや、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)やトリプトファンなどの必須アミノ酸、アスパラギン酸などが含まれていて、免疫力の向上、成長ホルモンの分泌、スタミナアップ、疲労回復、精力増強といった効果が期待できます。
③ ランペップ
ランペップは、ファーマフーズの登録商標で、卵の白身を特別な酵素で分解したものです。血管拡張因子である一酸化窒素の産生を促進する効果が期待されています。
つまり、勃起不全の改善や勃起力を高める効果が期待できるのです。
また、白身に含まれる卵白タンパクを酵素分解することで、体への吸収がよくなり、消化もいいので、効率よく良質のアミノ酸を体に取り込めるのが特徴です。
④ カツアーバ
カツアーバは南米ブラジルの亜熱帯雨林で育つ頑丈な灌木で背丈はさほど高くなく中型に分類される植物です。
ブラジルやアマゾン川流域で暮らしている各部族では昔から精力増強剤や疲労回復の薬として使われてきたという歴史があります。現在でも、ブラジルのハーブ医療でも用いられることが多い植物で、中枢神経を刺激する作用があることで知られています。
カツアーバには、カツビアンと呼ばれる成分以外にもタンニン、アルカロイドなどが含まれるほか、非麻薬性コカインも存在します。麻薬とは違うとはいえコカイン系の成分ですので中枢神経への働きかけは他の成分よりも遙かに効果があります。
つまり、合法で健康的な成分でありながら、その精力増強効果や性欲促進効果については非常に高いレベルにある成分なのです。
⑤ トンカットアリ
トンカットアリは東南アジアで栽培されているハーブです。
マレー半島では男性の性欲増進剤・強壮剤として古くから利用されていて、トンカットアリの根を煎じて飲まれていました。
トンカットアリはテストステロンの分泌量アップに効果があるといわれています。また、グリコサポニン(代謝の活性化)、ユリペプチド(コレステロールをテストステロンに変換する)、ポリサッカライド(免疫力向上効果)などの成分も含まれています。
⑥ ムイラプアマ
原産国はブラジル、熱帯地方の南米アマゾン川流域に自生するボロボロノキ科の植物で、5メートルほどに育ちジャスミンのような香りの白い花が咲きます。
ムイラプアマの歴史は古く、海外では今でも医療の現場で使用されているほどの素材のひとつです。
ムイラプアマの効能は多く、EDや性欲の増強血流の改善の他、リウマチ、赤痢、消化器機能の回復などに効果があります。
⑦ ヒハツ
ヒハツとは、コショウ科のツル性木質植物で、果実はコショウに似た 風味を持っており、コショウと同様にスパイスとして利用されることもあります。
ヒハツには、血液の流れを良くする、血行を促進するといった効果があります。血行を良くすることで、勃起不全の改善や男性機能の回復にも効果的なのです。
⑧ 高麗人参
高麗人参にはさまざまな有用成分が含まれており、さまざまな効能があります。
具体的には、サポニン・ビタミン・タンパク質・アミノ酸・炭水化物で、それぞれの含有率も異なっています。その中でも高麗人参の有効成分サポニンは、非常に薬効の高い代表的な有機物質です。
主に糖尿病や動脈硬化、滋養強壮などに優れた効能を発揮することから、サポニンが多く含まれる高麗人参の根っこを乾燥させたものが漢方・生薬として重宝されています。精力アップの点からみると、高麗人参のアミノ酸にもアルギニンが多く含まれているので精力向上が期待できます。
⑨ エゾウコギ
エゾウコギはウコギ科の落葉低木で、薬用植物です。
エゾウコギのパワーは、高麗人参を遥かに越えるとも言われており、別名シベリア人参とも呼ばれています。
エゾウコギは、体力を向上させて耐久力、抵抗力を高める効果があります。また、エゾウコギは脳内モルヒネと呼ばれる「β-エンドルフィン」という物質の分泌を促進する作用があることがわかっています。
β-エンドルフィンは、苦痛や疲労、ストレスを感じにくくする成分なので、日頃ストレスを感じていたり、うつ状態の方にも効果が期待できます。更に、免疫力をアップし、体の防御機能を高め、病気にかかりにくくする効果もあるほか、体のだるさを取り除く効果もあると言われています。
⑩ シトルリン
シトルリンは、スイカから発見されたアミノ酸の一種で、海外では以前から使用されており、精力アップ(ペニス増大)、二日酔い防止、筋力アップなどの効果がある成分です。
「アルギニン」や「オルニチン」と関わりながら、男性の精力や運動時のパフォーマンスに関与する「一酸化窒素」を生成してくれます。 主に男性の精力やサイズアップ(増大)をサポートしてくれます。
⑪ アルギニン
アルギニンはアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促進し、筋肉組織を強くしたり、免疫力を高める効果がある成分です。また、アンモニアの解毒や血管の拡張による血流改善効果があります。特に、血行促進や成長ホルモンの分泌の働きは、ペニスの増強に非常に良いとされています。またEDを回復させたり、精子の数を増やす作用もあるといわれています。
⑫ BCAA
BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸の総称です。この3つのアミノ酸は体内で作ることが出来ない必須アミノ酸です。
私たちの体はランニングのような持久運動を行う際、糖質や脂肪、血液中のBCAAをエネルギー源としています。それがなくなると自らの筋肉の材料となっているBCAAをエネルギー源として利用するために、筋肉の分解を始めてしまいます。そのためにも、BCAAが不足しないようにしなければいけないのです。
また、BCAAは乳酸の上昇を抑えるという効果もあります。乳酸の血中濃度の上昇を抑えることで、運動時の筋肉のパフォーマンスを維持できるいうことも確認されています。
⑬ フェニルアラニン
フェニルアラニンも必須アミノ酸の一種です。肝臓でチロシンに変換され、ノルアドレナリンやドーパミンなどの興奮性の神経伝達物質をつくり出します。精神を高揚させ、血圧を上げる作用や、記憶力を高める効果などを持っています。
フェニルアラニンはドーパミンやアドレナリンの放出を手伝ってくれるので「今日はやる気がしない」と精力減退している男性にぴったりの成分です。
⑭トリプトファン
トリプトファンも必須アミノ酸の一種です。
トリプトファンは脳に運ばれると、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムとともに※セロトニンを生成します。このセロトニンが不足すると、睡眠障害やうつ状態、不安感などが引き起こされます。脳内のトリプトファン濃度が高まるとセロトニンが増えるとされ、催眠剤や鎮痛剤としての効能が期待されています。
※セロトニンとは、ノルアドレナリンやドーパミンとともに、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質のひとつです。ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑えて心のバランスを整える作用があります。
⑮ セレン
セレンは、抗酸化作用や生殖機能の改善に効果のある成分です。不足すると、精子の数が減少し、精子の運動能力の低下も招いてしまいます。
⑯ アラニン
アラニンとは肝機能を強化し、アルコールの分解を促進するアミノ酸の一種です。アラニンにはアルコール代謝を促し、二日酔いを改善する効果があるといわれています。
また、アラニンを摂取することで、運動時に必要なエネルギー源を持続的に供給できるようになり、長時間の運動が可能となります。
⑰ アスパラギン酸
アスパラギン酸は、素早い疲労回復の効果がある非必須アミノ酸です。
アスパラギン酸の効能や効果としては、疲労回復、スタミナ増加、アンモニア物質を排出、鎮静作用に有効とされています。
アスパラギン酸に素早い疲労回復の効果があるのは、疲労回復時に必要なカリウム・マグネシウム、カルシウムなどのミネラルと結びついて細胞内へ必要な栄養素を素早く吸収させ、疲労物質である乳酸をエネルギーに変える手助けをして、細胞内でのバランスを正常に戻す働きがあるからです。また、アスパラギン酸にはたんぱく質の合成や、脳の神経シグナルを伝達する効果もあります。
⑱ 亜鉛
亜鉛は体内に約2000mg存在し、主に骨格筋・骨・皮膚・肝臓・脳・腎臓などにある成分です。タンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われます。体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。亜鉛には新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応など、体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役目を持っています。
精力アップの点から見ると、亜鉛は男性の前立腺・精子に多く存在しているため、精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。
⑲ 鉄分
鉄は、別名「血のミネラル」とも呼ばれており、成人の体内に約4gあるとされ、血液中のヘモグロビンを生成したり、酸素の運搬などに働きかける重要なミネラル分です。
ただし、鉄分は吸収率が約8%程度なので、一般の栄養分よりも欠乏しやすいのが特徴です。鉄分は、健康な血液にして、全身を元気にします。また、貧血、動悸・息切れがする、めまいがする、疲れやすい時などに効果があるとされています。
⑳ マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムとともに骨や歯の形成を促し、筋肉の収縮にも関与するミネラルです。マグネシウムには、神経・筋肉間の興奮を抑えたり、体内のエネルギーを作る作用や、血圧の維持、たんぱく質の合成などに効き目があるとされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
精力剤の購入の際は、これらの成分が含まれているかどうかチェックしてみてください。
今人気の精力剤についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。精力剤の賢い選び方や売れ筋商品が分かるのでおススメです。
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